2021.12.07
Interview

現代に適応する機能とかたち──活動を導き、建築を継承する

前田尚武(京都市京セラ美術館事業企画推進室企画推進ディレクター)

京都市京セラ美術館で事業企画推進室企画推進ディレクターを務める前田尚武さんは、学芸員であり、一級建築士でもあります。これまで六本木ヒルズ(森ビル+入江三宅設計事務所+山下設計+日建ハウジングシステムほか、2003年、『新建築』0306)などの設計に携わり、森美術館では建築展の企画を中心に活動されてきました。建築の実務者が美術館の中にいることで、どのような役割が果たされたのか、運営にどのような可能性が秘められるのか、企画にどのような特徴をもたらしているのかを語っていただきました。(編集部)

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前田尚武

1970年東京都生まれ/1994年早稲田大学大学院建築計画専攻修士課程修了/一級建築士・学芸員/1998年〜森ビル/2003年〜森美術館/2019年〜京都市京セラ美術館事業企画推進室/2019年「森美術館における一連の建築展」で日本建築学会文化賞/2021年「富岡製糸場西置繭所」で日本空間デザイン賞博物館・文化空間部門金賞/著書に「建築展の可能性」(『建築の日本展』、2018年、Echell-1)/『モダン建築の京都100』(共編著、2021年、Echell-1)

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