2021.11.29
Interview

応接間からリビングルームへ──生活に溶け込む美術館を目指して

保坂健二朗(滋賀県立美術館ディレクター(館長))

1984年に開館した滋賀県立近代美術館は、2021年、滋賀県立美術館と名称を変え、6月にリニューアルオープンしました。「公園の中のリビングルーム」「リビングルームのような美術館」を目指すべき姿とし、かしこまった空間からくつろぎの場所としての美術館へ生まれ変わろうとしている中、保坂健二朗ディレクター(館長)にリニューアルの概要や、近年の美術館の変化をうかがいました。(編集部)

続きを読む

保坂健二朗

1976年茨城県生まれ/1998年慶應義塾大学文学部卒業/2000年同大学大学院修士課程修了(美学美術史学)/2000年~東京国立近代美術館研究員/2011年~同館主任研究員/企画した主な展覧会に、「建築が生まれるとき ペーター・メルクリと青木淳」(2008年)「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」(2010年)「フランシス・ベーコン展」(2013年)「Logical Emotion: Contemporary Art from Japan」(2014年)、「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」(2017年)/2021年〜滋賀県立美術館ディレクター(館長)

パブリックスペース
展覧会
美術館
保坂健二朗