文化庁国立近現代建築資料館 [NAMA] 10周年記念アーカイブズ特別展
日本の近現代建築家たち 第2部:飛躍と挑戦
会場:国立近現代建築資料館(東京都文京区湯島4-6-15)
会期:2023年11月1日(水)〜2024年2月4日(日)
丹下健三や前川國男ら、日本の近現代をつくり上げてきた12人の建築家に関するコレクション展。代表的な作品のみならず、未完に終わった名作やコンペへの意欲的な応募案の展示を通じ、生涯かけて挑み続ける建築家たちの創造力と生き様が紹介されます。
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アール・ブリュット2023巡回展
ディア ストーリーズ ものがたり、かたりあう
第1会場:すみだりバーサイドホールギャラリー(東京都墨田区吾妻橋1-23-20)*終了
会期:2023年9月24日(日)〜10月4日(水)
第2会場:東京都渋谷公園通りギャラリー(東京都渋谷区神南1-19-8 渋谷区立勤労福祉会館 1階)*終了
会期:2023年10月21日(土)〜12月24日(日)
第3会場:たましんRISURUホール(立川市市民会館)展示室(東京都立川市錦町3-3-20)
会期:2024年1月24日(水)〜2月7日(水)
会場構成:ドットアーキテクツ
独創的なアール・ブリュット作家7名の作品を通じ、個々の「ものがたり」に触れる展覧会です。
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ホンマタカシ個展
「東京郊外→オリンピア」
TARO NASU(東京都港区六本木6丁目6-9 ピラミデビル4F)
会期:2024年1月13日(土)〜2024年2月10日(土)
写真家・ホンマタカシの個展。「東京郊外TOKYO SUBURBIA」と「TOKYO NEW SCAPES」というふたつのシリーズを同じ空間に展示し、東京という怪物的な都市の変貌を映し出します。
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坂野正明とQUMA DESIGN WORKS -建築模型の冒険-
九段ハウス(東京都千代田区九段北1丁目15-9)
会期:2024年2月10日(土)〜2024年2月12日(月)
せんだいメディアテークのコンペ模型をはじめ、数々の建築模型を制作した建築模型事務所・Quma Design Worksを主宰してきた坂野正明氏が、各時代を代表する建築家、建築設計事務所、大手建設会社設計部の垣根を超えて制作してきた模型を一堂に集める展覧会。
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日本空間デザイン賞2023展 GOOD DESIGN MARUNOUCHI
GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3丁目4-1新国際ビル1F)
会期:2024年2月2日(金)〜2024年2月15日(木)
日本空間デザイン賞2023の金銀銅賞、審査員特別賞およびKUKAN OF THE YEARが一堂に介し、各作品の詳細情報だけでなくデザイナーの考え方やクリエイティブに触れることのできる展覧会です。
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感覚する構造─力の流れをデザインする建築構造の世界─
会場:WHAT MUSEUM 1階(東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
会期:2023年9月30日(土)〜2024年2月25日(日)
構造デザインの世界を紹介する展覧会。古代から現代まで、40点におよぶ名建築の構造模型で力の流れを通して、構造デザインの可能性とその哲学を考察する展覧会です。
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TAKEUCHI COLLECTION 「心のレンズ」展
会場:WHAT MUSEUM 2階(東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
会期:2023年9月30日(土)〜2024年2月25日(日)
IT分野で活躍する竹内真氏により集められた現代アートと家具のコレクションの展示。ル・コルビュジェによりデザインされた家具やイヴ・クライン、ゲルハルト・リヒターによる抽象画作品などが展示されます。
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東京ミッドタウン・デザインハブ第106回企画展
ゼミ展2024 デザインの学び方を知る
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 5階)
会期:2024年1月10日(水)〜2月25日(日)
アートディレクション・グラフィックデザイン:廣村正彰(廣村デザイン事務所)
会場デザイン:原田圭(DO.DO.)
全国の9校10ゼミが手がけたデザイン教育の成果を通じ、社会をより良くするためのデザインの役割や学びの工夫が紹介される展覧会です。
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杉並建築展2024
あらわれる風景
会場:高架下空き倉庫(JR高円寺駅-阿佐ヶ谷駅間)(東京都杉並区阿佐谷南2丁目36)
会期:2024年2月23日(金)~2024年3月3日(日)
建築家たちのプロジェクトを展示し、否でも応でもその場所の風景に影響を及ぼす建築物に対して、設計者自身が意識的に風景を捉えている部分や、事後的に解釈されて発見される風景を考える展覧会です。
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もじ イメージ Graphic 展
会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)
会期:2023年11月23日(木)〜2024年3月10日(日)
国内外54組のグラフィックデザイナーやアーティストによるクリエイションが展示され、日本語の文字とデザインの歴史を前提に、1990年以降のグラフィックデザインを紐解く展覧会です。
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都市にひそむミエナイモノ展
会場:SusHi Tech Square 1階(東京都千代田区丸の内3-8-3)
会期:2023年12月15日(金)〜2024年3月10日(日)
都市の「ミエナイモノ」を8組の若手アーティストがメディアアートによって可視化し、未来の都市生活について考え、体験する展覧会。作品鑑賞ツアーやワークショップも実施されます。
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フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築
会場:パナソニック汐留美術館(東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル)
会期:2024年1月11日(木)〜 3月10日(日)
会場構成:佐藤熊弥(tandem)
アメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトにまつわる調査研究を元にした展覧会。精緻なドローイングや初期の木造のユーソニアン住宅である「ベアード邸」の原寸モデルなどから、世界を横断して活躍したライトの実績が紹介されます。
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能作文徳+常山未央展
都市菌(としきのこ)──複数種の網目としての建築
会場:TOTOギャラリー・間(東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル)
会期:2024年1月18日(木)〜3月24日(日)
建築と都市と生態系の関係性リサーチを基に、網目の結節点として建築を捉え、野生や伝統知を手に、網目をつなぎ直す試みが紹介されます。
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建築家・吉村順三の眼(まなざし)─アメリカと日本─
会場:GALLERY A4(東京都江東区新砂1-1-1)
会期:2023年12月22日(金)〜2024年3月28日(木)
第二次世界大戦をはさんで日本とアメリカを行き来した建築家・吉村順三にまつわる展覧会。アメリカでの作品や芸術家との交流が、スケッチや写真、映像などで紹介されます。
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アニッシュ・カプーア in 松川ボックス
会場:松川ボックス(東京都新宿区西早稲田2-14-15)
会期:2023年9月20日(水)〜2024年3月29日(金)
物質と空間を変幻させるエネルギー溢れる作品を数多く制作する、アニッシュ・カプーアの展覧会。宮脇檀設計の松川ボックスの空間に、アニッシュ・カプーアの瞑想の空間をつくり出す彫刻と人間の魂を揺さぶる絵画が展示されます。
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オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期
会場:麻布台ヒルズギャラリー(東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)
会期:2023年11月24日(金)〜2024年3月31日(日)
インスタレーション、絵画、彫刻、写真のほか、建築、公共空間との関わり、美術教育、政策立案、気候変動対策など多岐にわたって実践を重ねる、オラファー・エリアソンの展覧会。本展では、人間と自然環境との間に生じるもつれに焦点を当て、未来をかたちづくる上で私たちが共有する責任について問いかけます。
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トレイルランナーの家展
会場:MUJIcom ホテルメトロポリタン鎌倉 オープンスペース(神奈川県鎌倉市小町1丁目8-1 ホテルメトロポリタン鎌倉1階)
会期:2024年2月3日(土)~2024年2月9日(金)
鎌倉にゆかりのある5人の建築家が、鎌倉エリアの具体的な敷地を対象に「トレイルランナーの家」を提案する展覧会です。天候に関わらず山道を走るトレイルランナーが望む家について考えることを通して、多様な視点から自然との関係を築く住まいのあり方を提案します。
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tupera tupera + 遠藤幹子 しつもんパーク
会場:彫刻の森美術館(神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121)
会期:2023年4月28日(金)〜2024年3月31日(日)
絵本を中心に多彩な活動を続けるユニット、tupera tuperaの書籍「しつもんブック100 (青山出版)」をベースにした100の質問に答えながら美術館を巡る参加型展覧会です。tupera tuperaの絵本原画や建築家・遠藤幹子が手掛けた体験型作品などが展示されています。
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モダン・タイムス・イン・パリ 1925──機械時代のアートとデザイン
会場:ポーラ美術館(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285)
会期:2023年12月16日(土)~2024年5月19日(日)
1920年代の機械時代(マシン・エイジ)における機械と人間の関係を紹介する展覧会。
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風景:いる/みる/みえる
会場:元写真スタジオ(愛知県名古屋市西区那古野2-8-3)
「風景:いる」:2023年9月16日(土) 〜9月19日(火)
「風景:みる」:2023年9月20日(水) 〜2024年3月
「風景:みえる」:2024年3月(予定)
会場構成:桂川大(STUDIO 大)
参加作家:こはまふみお、なかむらまゆ、豊島鉄也、山をおりる
制作協力:プロスパー、藤工芸、Material Learning Farm(冨田太基+桂川大)
建築、彫刻、映像、写真、編集・デザインなど領域を横断するグループ「おどり場」が主催するリレー形式の鑑賞企画です。2023年から2024年にかけて、「鑑賞の場とはなにか?」をテーマに、「おどり場」参加アーティストたちが応答を試みます。
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DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)──次のインターフェースへ
会場:金沢21世紀美術館(石川県金沢市広坂1-2-1)
会期:2023年10月7日(土)〜2024年3月17日(日)
デジタルテクノロジーによって変容してきた人新世と呼ばれる現在、テクノロジーと生物との関係が日々変わっています。この展覧会では、アーティスト、建築家、科学者、プログラマーなどが領域横断的にこの変容をどう捉えるかが示されます。
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光を集め、色を放つ─建築を彩る多田美波の造形─
会場:INAXライブミュージアム(愛知県常滑市奥栄町1-130)
会期:2023年10月7日(土)~2024年3月26日(火)
彫刻家・多田美波(1924〜2014年)の、建築空間にかかわる作品の展覧会。「帝国ホテル 東京」の色彩豊かな光壁、「リーガロイヤルホテル(大阪)」の光造形、「新宿住友ビル」の吹抜天井造形を含む21作品について、作品写真のほか、今回初公開となるスケッチ、模型、色見本、素材サンプルなど制作プロセスの一端を語る資料で紹介されます。
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帝国ホテル煉瓦製作所─フランク・ロイド・ライトのデザインに挑んだ常滑の職人─
会場:INAXライブミュージアム(愛知県常滑市奥栄町1-130)
会期:2023年10月21日(土)~2024年5月14日(火)
フランク・ロイド・ライトの代表作の一つとして知られる帝国ホテル旧本館(ライト館)。竣工から100年目を迎えた今年、ライトのデザインに挑んだ常滑の職人とその技に光を当てて紹介する展覧会。
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谷口吉郎とみんながつくった建築─藤村記念堂と徳田秋聲文学碑、そして博物館明治村─
会場:谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館(石川県金沢市寺町5-1-18)
会期:2023年12月10日(日)〜2024年6月2日(日)
馬籠の人々による建設資材の拾い集めや施工によって完成した「藤村記念堂」、後に文学碑が全国に広がる契機となった「徳田秋聲文学碑」、そして戦後存否の判断もなく破壊されていた明治建築の保存活動から生まれた「博物館明治村」という、多くの人々と一緒に取り組んだ谷口吉郎の3作品を紹介する展覧会です。
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「ペーパー・サンクチュアリ」─ウクライナ難民の現実と詩─
会場:大分県立美術館(大分県大分市寿町2-1)
会期:2024年1月13日(土)~2月4日(日)
ロシアによるウクライナ軍事侵攻以降、ウクライナ難民への支援を続けている坂茂氏により考案された紙の間仕切りシステム(Paper Partition System、PPS)が展示されます。
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TOTOギャラリー・間 北九州巡回展
How is Life?──地球と生きるためのデザイン
会場:TOTOミュージアム(福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1)
会期:2023年11月21日(火)~2024年3月10日(日)
キュレーター:塚本由晴、千葉学、セン・クアン、田根剛
巡回展監修:塚本由晴
監修アシスタント:平尾しえな
会場構成:アリソン理恵
「地球と生きるためのデザイン」をテーマに、建築やデザインを介した、成長を前提としない繁栄のあり方を探る展覧会。かつて存在した営みや、現在進行形で行われている取り組みなど、従来の都市や建築とは別の可能性を感じさせるプロジェクトが紹介されます。
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