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2020.06.01
Essay

第1回:社会活動を維持する対人距離施策

コロナ時世下の都市空間

舗装パターンとチョークを活用したイスラエルのデモの光景

4月19日、新型コロナウイルス感染抑制のための厳しい規制の中、イスラエルの第二の都市テルアビブでは、ラビン広場の舗装パターンを活用して2m間隔で2,800箇所にチョークの印が付けられ、何千もの人びとが集い、在任歴の長いネタニヤフ首相の汚職を追随するための抗議デモが行われました。コロナ時世下でも、民主主義を表現する機会は、チョークによって確保されるのです。fig.1


チョークを活用して対人距離を確保したインドネシアの朝市

変化しているのは、政治の舞台だけではありません。私たちの日々の生活を支える経済にも変化がみられます。4月29日、インドネシアの中部ジャワ州のサラティガの朝市には、約860の露天商が、チョークを活用して対人距離を確保しながら、商いを実現させました。深夜1時から朝6時半まで、Jalan Jenderal Sudirman通りの路上で実施されるもので、これが先例となり、他地区であるビントロデマク市場などに適応されることになっています。チョークによって、 人々の表現と生活基盤を守ることができるのです。fig.2

関谷進吾

1983年イギリス、ウェールズ生まれ/慶應義塾大学環境情報学科卒業/同大学大学院修了/フルブライト奨学制度でニューヨーク市のプラット・インスティテュート大学院にてプレイスメイキング学修士/ニューヨーク市でBID組織ユニオンスクエアパートナーシップのデザインスペシャリストとして勤務/WXY建築・都市デザイン事務所においてプランナーとしてダウンタウンブルックリンの公共領域の再編プロジェクトなどに従事/帰国後プレイス・ソリューションズ・グループ合同会社設立

    関谷進吾

    Tomer Applebaum, Haaretz

    Rachmad Wahjoe/中央ジャワ州政府広報

    fig. 2

    fig. 1 (拡大)

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