「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」
奈良美智展弘前 2002-2006 ドキュメント展
会場:弘前れんが倉庫美術館(青森県弘前市吉野町2-1)
会期:2022年9月17日(土)〜2023年3月21日(火)
弘前れんが倉庫美術館として改修される前の煉瓦倉庫で過去に開催された、奈良美智氏による3回の展覧会を写真、映像などで振り返り、地域とアート、そこに関わる人びとの関係性を考える展覧会です。
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原広司 建築に何が可能か─有孔体と浮遊の思想の55年─
会場:文化庁国立近現代建築資料館(東京都文京区湯島4-6-15)
会期:2022年12月13日(火)~2023年3月5日(日)
原広司の著書『建築に何が可能か』(学芸書林、1967年)にて示された「有孔体」と「浮遊」の思想を示す展覧会。思想の展開を表す図面とスケッチが年代を追って展示され、住宅から大規模建築、都市に至るまでいかに具現化し、発展したかが示されます。
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交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー
会場:東京都庭園美術館(東京都文京区湯島4-6-15)
会期:2022年12月17日(土)~2023年3月5日(日) *巡回展
モダニズムが席巻した1910〜30年代のさまざまな作品が展示され、世界が同期した時代の多様な「モダン」のかたちが紹介されます。
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ガエ・アウレンティ 日本そして世界へ向けた、そのまなざし
会場:イタリア文化会館 東京(東京都千代田区九段南2-1-30)
会期:2022年12月11日(日)~2023年3月12日(日)
イタリア文化会館のグランドデザインを手がけた建築家・デザイナーのガエ・アウレンティの作品のオリジナルドローイング、写真、模型、建築素材、パネルなど100点以上が展示されます。
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TOTOギャラリー・間 企画展
How is Life?──地球と生きるためのデザイン
会場:TOTOギャラリー・間(東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル)
会期:2022年10月21日(金)~2023年3月19日(日)
キュレーター:塚本由晴、千葉学、セン・クアン、田根剛
アシスタントキュレーター:平尾しえな、アナスタシア・ゴリオミティー
展示デザイン:アリソン理恵/ARA、飯田将平+下岡由季/ido
「地球と生きるためのデザイン」をテーマに、建築やデザインを介した、成長を前提としない繁栄のあり方を探る展覧会。かつて存在した営みや、現在進行形で行われている取り組みなど、従来の都市や建築とは別の可能性を感じさせるプロジェクトが紹介されます。
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家成俊勝氏によるレビューが『新建築住宅特集』2212に掲載されています。
AUGMENTED SITUATION D
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京(東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル地下2階)など
会期:2023年3月10日(金)〜3月21日(火)
出品作家:ALTEMY、ANY、God Scorpion、GROUP+Yuya Haryu、KODAMATACHI、Markus Selg、Simon Weckert、suzuko yamada architects
渋谷区を舞台にしたXR技術を用いた都市型展覧会。建築家やデザイナーなどが参加し、XRだけではなく、彫刻作品や平面作品をXR技術と組み合わせた作品なども展示。渋谷区内9ヶ所では、CCBTで配布される展覧会パンフレット記載のマーカーを読み込むとスマートフォン端末でAR作品を鑑賞できます。
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日本橋高島屋開店90年記念
ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展
会場:日本橋高島屋S.C本館 8階ホール(東京都中央区日本橋2-4-1)
会期:2023年3月1日(水)~3月21日(火)
椅子研究家である織田憲嗣が長年をかけて収集、研究してきた「織田コレクション」の全貌に迫る初の展覧会。椅子などの家具からインテリアアクセサリー、食器まで幅広く展示されます。
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BIG-GAME:BOX
会場:Kaimoku Commons Tokyo(東京都港区西麻布2-22-5)
会期:2023年2月18日(土)~2023年3月25日(土)
2004年にスイスで設立以来、数々の国際的なブランドのデザインを手掛けてきたBIG-GAMEの日本初となる回顧展。これまで携わってきたさまざまなブランドのプロダクトや、日本未発表の作品が展示されます。
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LIBRARIES|鎖でつながれた本と本棚と太陽
会場:五色橋ビル 8階(東京都港区海岸3-5-13)
会期:2022年10月3日(月)〜2023年3月31日(金) *要予約
企画・会場構成:松井亮(松井亮建築都市設計事務所)
約35年前に倉庫兼研究開発施設として建設された五色橋ビルを会場に、建物の価値を高める新たなリノベーションを探る試みとして企画された期間限定のライブラリーです。
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In Between Two Houses/Dialogue vol.2 KASA・YUASA
会場:BASE(東京都台東区浅草橋3-12-6)
会期:2023年3月23日(木)~2023年4月2日(日)
主催:+BASE(畝森泰行・金野千恵)
ドキュメンテーション・宣伝美術:成定由香沙
KASA(KOVALEVA AND SATO ARCHITECTS)と湯浅良介が、進行中の住宅プロジェクト「ふるさとの家」と「Palace」について対話し、その中から生まれたスタディやドローイング、動画が展示されます。
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サイセイ展
会場:プリズミックギャラリー(京都港区南青山4-1-9 秋元南青山ビル1階)
会期:2023年2月4日(土)〜4月22日(土)
再生建築研究所による展覧会。その場所の記憶や文化を読み解き、佇まいや纏う空気を引き継ぎながら生まれ変わる状態を「サイセイ」と呼び、その概念を軸に、設計手法や作品が紹介されます。
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【関連イベント】
「サイセイ展連動企画 トークイベント」
日時:2023年4月8日(土)16:00〜17:30
会場:ミナガワビレッジ(東京都渋谷区神宮前4-9-13)、オンライン配信 *対面参加は要申し込み
登壇者:中山英之、水野祐、神本豊秋
クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ
会場:東京都現代美術館(東京都江東区三好4-1-1)
会期:2022年12月21日(水)〜2023年5月28日(日)
空間デザイン:重松象平/OMA
クリスチャン・ディオールの回顧展。ほとんどが初公開となるアーカイブ資料により、創設者クリスチャン・ディオールが影響を受けた芸術や、ディオールのコレクションに影響を与えた日本の創造性の魅力などにスポットを当てた資料や作品が展示されます。
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へザウィック・スタジオ展:共感する建築
会場:東京シティビュー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
会期:2023年3月17日(金)〜6月4日(日)
1994年にロンドンで設立されたヘザウィック・スタジオの日本初の展覧会。主要プロジェクト28件が、「ひとつになる」、「みんなとつながる」、「彫刻的空間を体感する」、「都市空間で自然を感じる」、「記憶を未来へつなげる」、「遊ぶ、使う」の6つの視点から紹介されます。
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深瀬昌久 1961-1991 レトロスペクティブ
会場:東京都写真美術館2階展示室(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
会期:2023年3月3日(金)〜6月4日(日)
会場構成:西澤徹夫建築設計事務所
自身の私生活を深く見つめる視点によって、1960年代の日本の写真史の中で独自のポジションを築いた深瀬昌久の写真展。「遊戯」「洋子」などの主要作品をはじめとする東京都写真美術館のコレクションなどから充実した作品群が展示されます。
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企画展「The Original」
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2(東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)
会期:2023年3月3日(金)~6月25日(日)
世の中に深く影響を与えるデザインを「The Original」と定義し、紹介する展覧会。展覧会ディレクターの土田貴宏と企画原案の深澤直人、企画協力の田代かおるによって選ばれた約150点のプロダクトが、その魅力を伝える写真やテキスト、選考過程や関係性を説明する資料と共に展示されます。
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宇都宮美術館開館25周年記念
二つの教会をめぐる石の物語
会場:宇都宮美術館(栃木県宇都宮市長岡町1077)
会期:2023年2月19日(日)~4月16日(日)
カトリック松が峰教会聖堂(設計:マックス・ヒンデル)、日本聖公会宇都宮聖ヨハネ教会礼拝堂(設計:上林敬吉)について、「教会建築への誘い」、「二人の建築家と二つの教会」、「同時代性・近代建築との接点」という文脈で掘り下げる展覧会です。
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タグコレ 現代アートはわからんね
会場:角川武蔵野ミュージアム(埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン)
会期:2023年2月4日(土)〜5月7日(日)
会場デザイン:ALTEMY
アートコレクター・田口弘が現代アートと出会い、その出会いから経験した驚きや発見などを、タグチアートコレクションの作品を通して追体験する展覧会です。
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HIRAKU Project Vol.14
丸山 直文 水を蹴る―仙石原―
会場:ポーラ美術館 アトリウムギャラリー(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 小塚山1285)
会期:2023年1月28日(土)~2023年7月2日(日)
会場構成:青木淳
画家・丸山直文の展覧会。水面を描いたこれまでの作品群に加え、箱根・仙石原の地をテーマに、ポーラ美術館を取り囲む豊かな森から着想を得た新作を発表します。
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部屋のみる夢──ボナールからティルマンス、現代の作家まで
会場:ポーラ美術館 展示室1、3(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 小塚山1285)
会期:2023年1月28日(土)~2023年7月2日(日)
19世紀から現代に至るまでの、部屋にまつわる表現に特徴のある作家を取り上げ、この小さな世界の中で織りなされる親密な記憶や夢想のありようを見つめ直す展覧会です。
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時を超えるイヴ・クラインの想像力──不確かさと非物質的なるもの
会場:金沢21世紀美術館(石川県金沢市広坂1-2-1)
会期:2022年10月1日(土)〜2023年3月5日(日)
吸い込まれるような鮮やかで深い青「インターナショナル・クライン・ブルー(IKB)」を開発したイヴ・クラインの作品を中心に構成する展覧会。クラインの作品に通底する非物質性をテーマに、クラインと影響関係にあった同時代の作家や、現代の作家たちの作品も加えて展示されます。
富山県美術館開館5周年記念
デザインスコープ──のぞく ふしぎ きづく ふしぎ
会場:富山県美術館(富山県富山市木場町3-20)
会期:2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)
現在第一線で活躍するデザイナーやアーティストと、「デザイン」というレンズを通して対話を重ね、デザインとアートが限りなく近づく現在の状況についてミクロ/マクロの視点から俯瞰し、新たに制作された作品や、音や映像などを用いた空間が展示されます。
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アーツ・アンド・クラフツとデザイン──ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで
会場:愛知県陶磁美術館(愛知県瀬戸市南山口町234)
会期:2023年1月28日(土)~2023年3月26日(日)
イギリスとアメリカのテキスタイルや壁紙、家具、タイル、ガラス、アクセサリーなど約150点を通じて、各地の歴史や文化、社会情勢を反映しながら展開を見せたアーツ・アンド・クラフツ運動の広がりや多様性が紹介されます。
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Fashion On Tiles─あの時代、この国のおしゃれさん─
会場:INAXライブミュージアム(愛知県常滑市奥栄町1-130)
会期:2022年10月15日(土)~2023年4月11日(火)
INAXライブミュージアムに収蔵されている人物文タイルから約80点を厳選し、そこに見られるさまざまな服飾を、タイルの用途や技法、さらに人物文タイルが好まれた文化的背景などに触れながら読み解いていく展覧会です。
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タイル名称統一100年記念企画展
タイルのまちをあるいてみた studio record
会場:多治見市モザイクタイルミュージアム(岐阜県多治見市笠原町2082-5)
会期:2023年2月18日(土)~5月7日(日)
岐阜と名古屋を拠点として、陶芸家・造形作家の宮部友宏を中心に、陶芸や木工という複数のジャンルの作家が参画する工房スタジオレコードが、多治見市笠原町を中心に東濃地域のタイル生産現場を歩き、そこで感じたことや考えたことを表現する展覧会です。
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「みんなの建築をつくる」─東京都葛西臨海水族園と広島市環境局中工場─
会場:谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館(石川県金沢市寺町5-1-18)
会期:2022年12月25日(日)~2023年5月28日(日)
谷口建築設計研究所による「東京都葛西臨海水族園」(『新建築』8911)、「広島市環境局中工場」(『新建築』0407)の図面や模型が展示されます。これらの建築がどのように生まれ、なぜ評価されるのかを辿る展覧会です。
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TOTOギャラリー・間 北九州巡回展
末光弘和+末光陽子/SUEP.展
会場:TOTOミュージアム(福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1)
会期:2022年11月15日(火)~2023年3月5日(日) *巡回展
末光弘和+末光陽子/SUEP.の個展。模型や作品が展示され、建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づける思想が示されます。
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追悼 建築家/磯崎新 思考の建築
日時:2023年3月19日(日)13:30〜15:30
会場:つくばセンタービル ノバホール(茨城県つくば市吾妻1-10-1)
パネリスト:渡辺真理/北山恒/曽我部昌史/石上純也
司会・進行:鵜沢隆
主催:追悼 磯崎新つくば実行委員会
2022年に逝去した磯崎新の功績を振り返るシンポジウム。建築や著作、論文など、多彩な活動の軌跡について、複数の視点から議論されます。合わせて、磯崎新の版画作品を中心とする展覧会や、つくばセンタービルの建築ツアー(*要申し込み)も催されます。
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