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2022.02.24
Essay

「家のようなもの」の展望

「さんごさん」から見るこれからの家のかたち

能作淳平(ノウサク ジュンペイ アーキテクツ)×鳥巣智行(さんごさん建主)×大来優(さんごさん建主)

*本記事は『新建築住宅特集』2018年11月号に掲載されたものです。

五島列島でつくった「さんごさん」(『新建築住宅特集』1710fig.1fig.2は、普段東京で暮らす私たちの、もうひとつの暮らしの拠点としての、「家のようなもの」である。
プロジェクトは、長崎県の五島に、友人と一緒に泊まれる別荘をもちたいというところから始まった。島の人の紹介で築80年の古い民家を購入して、それをどんなものにするか考えた。しかし、東京の会社員が島に訪れるのは年に数回。自分たちが使っていない間は島の人に活用してもらいたい。プロジェクトは別荘からゲストハウス、そして図書館、コーヒースタンド、イベントスペースと、プライベートなものから島に開かれた活動の拠点に変わっていった。とはいっても、自分たちが住んでいなかった土地に、暮らしの拠点をもつことは簡単ではない。開かれたというと耳障りはよいが、場所を用意すればよいわけではないし、通信技術によって遠隔で意思の疎通を図るだけでも足りない。活きた拠点とするには、ひと時を共に過ごすだけではなく、共に働き、共につくっていく必要がある。そして、島のことが分からないのだから、他所からデザインをするのではなく、島に入り込んでリサーチをしながら設計を進めた。建主と設計者が一緒に島の様子を知るために「サテライトオフィスを島につくる」という名目で現場のブログを開設し、島での些細な出来事も記録していった。たとえば、周辺の街並みに見られる朱色の建物は船に使われる防腐剤入りの塗料であるという、船舶技術がある島ならではの理由があったり、島の生業のひとつである珊瑚店から廃棄される個性的な端材があることを知ったり、島の表土の多くは溶岩でできているため、海岸だけでなく塀や建物の基礎にも使用されることを知り、それを使って土間をつくることを思い立つ。プロジェクトがより開かれた使い方に変化していくと、建築も島に開かれたつくり方が求められ、外壁は島の色である朱色に塗られ、人が入りやすいように床は土間になり、窓からは本棚やコーヒースタンドなどさまざまなものが顔をのぞかせるかたちとなっていった。設計者と建主が島での暮らしや島の産業のネットワークを学ぶ経験が、建築になったもの、それがさんごさんだ。
建主と設計者が自分たちの生き方と建築の目指すところを模索しながら、とにかくつくって開いてみて、そこから学んだことを振り返りこの「家のようなもの」の可能性について考える。

建築の名付け方

計画が始まった頃、さんごさんは「富江図書館」という名前だった。地元の人たちも交えた最初のミーティングで「富江には大きな本屋や図書館がないため、図書館ができると嬉しい」という意見もあり、地名と機能を組み合わせた名前とした。しかしプロジェクトを進めるにつれてこの名前に違和感を感じるようになった。図書館というと大声で話したり、当然酒なんて飲めない。友人を招きたいしバーベキューもしたい。図書館という言葉によって利用者の意識や使用シーンを限定してしまう。もうひとつのきっかけとなったのが、浄化槽設置の際の五島市役所とのやりとりだ。さんごさんがあるエリアは下水道が未整備のため、水洗トイレを設置すために旅館業法の基準に合わせて7人槽で届けを出していたが、保健所からは図書館は7人槽では全く不十分だと指導が入った。図面を見せて、図書館とはいうもののゲストハウスでもあり、交流施設でもあるといくら説明しても、図書館なのであれば図書館の基準を満たしてもらわないと困る、となる。現代の施設は、使用用途と利用人数がはっきりとしていないと排除されるという典型であった。また、地域の人が抱く印象やこれからの活動範囲が「図書館」という言葉によって限定されてしまうことは本意ではない。その後挙がった「さんごさん」という名前は、珊瑚漁で栄えた富江という場所の歴史に由来する。普段意識することがないその土地の歴史に「さん」を付けて擬人化することで多くの人の口の端にのりやすく、可愛がってもらえるのではないかという建築のあり方もそこに込めている。
建主と設計者が描き出した「家のようなもの」には名前がついていないし、定義もされていない。みんなで運営しながらこの場の成長を見届けてみよう、というスタンスがさんごさんという名前には表れている。竣工してから2年経ち、さんごさんは着々と近代の枠組みでは説明がつかないものに成長している。カフェのようなものものであり、イベントスペースのようなものであり、図書館のようなものであり、家のようなものであるfig.3fig.4

人生100年時代の家びらき

さんごさんの活動が始まって2年経ち、さまざまな活動が生まれている。
まずは私設図書館。もともと民家だから、どんなに本棚を大きくしても限りがある。だから、自分の人生の中で影響を受けたベスト3の本を寄贈してもらう「人生の3冊」fig.5というコンセプトを設け、自分たちで声をかけていった。現在までに全国各地、世界各国から145名に大切な3冊を寄贈してもらったfig.6。芸能人や漫画家、インスタグラマーなどから地元のおじいちゃんや主婦、バスガイドまで、本を通して外と内さまざまな人の価値観に触れることができる図書館となっている。
2016年の9月から五島に移住し館長を務めている大島健太は、さんごさんの運営を行いながら、もともと興味があったコーヒー事業を立ち上げた。自らさんごさんの一角に「CORAL COFFEE」fig.7というコーヒースタンドを併設し、島で焙煎したコーヒーを提供し、島に新たなコーヒー文化をつくるべくイベントも開催している。また、民家をリノベーションをする際に出会った珊瑚の端材を活用したジュエリーブランド「1/35」fig.8も生まれた。東京を中心に活動するジュエリーブランド「MMAA」の前田真理子がデザインを手がけ、若い世代が手に取りやすい珊瑚のジュエリーをつくるプロジェクトだ。また、現在は紹介制ではあるが、宿泊施設として国内外のゲストを迎えてきた。富江商店街で肉や魚を調達し、さんごさんでバーベキューや鍋を囲む体験を提供している。「五島こども大学」fig.9「おとな小学校」fig.10といったイベントも開催。東京から講師を招き、島での独自の経済圏を模索する「ブロックチェーンとトークンエコノミーがもたらす独自の経済圏」と題したイベントには多くの人が集まった。
もちろん、私たちが企画するばかりではなく、地元の人たちが企画したイベントも実施している。夏に開催した富江出身の画家の個展fig.11は、島の文具店が主催し、期間中さんごさんに600名を超える人が訪れた。
これらたくさんのプロジェクトを生み出すために意識していることがある。それはビジョンや目標を強く設けないことだ。課題が山積する地域での取り組みは、どうしても課題解決型になりがちである。さんごさんプロジェクトには地域課題を解決するという大義やメッセージ性はなく、いわばノービジョンの好奇心追求型のアプローチである。関わるメンバーそれぞれの興味があることを実現できる場所を目指し、納得できる面白さの質の維持を大事にして、そのほかに特にルールは設けていない。自分たちがやりたくてやったことが、何らか地域への貢献に繋がる持続的な関係を目指して活動を続けてきた。
「ボール遊び禁止の公園」が増える中で、「バーベキューや飲酒OKの図書館」「新規事業立ち上げOKな図書館」を現代の公共施設でつくるのは難しいが、もともと家なのだから自分たちがやりたいようにやっても基本的に誰からも文句は言われない。そこに家という単位のもつ可能性が開かれている。好奇心追求型のアプローチは「家のようなもの」だからこそできることのひとつだろう。
さんごさんの建主と設計者は全員1983年生まれの同世代だ。この時代に35歳を迎えるこの世代の多くは、これからの働き方や生き方について成り行きに任せるとはいかない人が多いだろう。建主である私たちは、東京の企業に10年勤めているが、働き方や生き方の価値観が激変していることを肌で感じる。働き方改革が叫ばれ、効率よく仕事をすることが求められているが、生産性を高めたことで生まれる余白を持て余す人も多い。「人生100年時代」という考え方も脚光を浴び、これまでの「人生80年時代」のような、20歳まで学習、定年まで仕事、その後は余生を楽しむというライフスタイルが現実的なものでなくなれば、定年まで真面目に仕事だけしていればよかった生き方は終わった。長い高齢期を生きていくための食扶持と生きがいを自分で確保しなければならない。学び直しや副業、パラレルキャリア、2拠点居住などの需要が高まる中で、実際に生き方をシフトさせたくても、どう一歩を踏み出すのがよいか悩ましいのも事実である。
そんな人びとに、家びらきはひとつのソリューションとなるのではないか。誰かに許可を取らずとも勝手に始められ、組織がなくても家族や仲間と、もしくはひとりでも取り組むことができる。計画がなくても、即興で柔軟に変化させることができる。スケールする事業を目指さなくても、スモールな事業でよい。うまくいかなければ開いていた「家のようなもの」を閉じて家にしてしまえばいいのだからリスクは小さい。家がベースになっているからこそ、必然的に持続可能なプロジェクトになっていく。
また、家を開くことは得るものも大きい。家の価値がより高まるのだ。ここでいう価値とは不動産的価値など、金融価値という意味ではない。自分が考えたアイデアを実践する機会や、状況に応じて変化し続ける柔軟さ、プロジェクトを通して新たに身につけるスキル、共に取り組む島内外のメンバーとの繋がりのことを指す。それらの価値は金融や不動産のものさしでは計ることができないが、不確実性を増す社会を生きていくうえで大きな価値となる。家はただ家として使うよりも、うまく開いて「家のようなもの」にすることで価値が高まるというのが、さんごさんをつくってみての今現在の実感だ。働き方改革の最中、人生100年時代において、「好奇心追求型」「持続可能」「ローリスク・ハイリターン」な家びらきがもつポテンシャルは大きい。

辺境という言葉から見えた障壁

設計者としてさんごさんプロジェクトの面白いところは、終わらないということだ。その終わらない活動を支えているのは、この建築が持続可能な運営ができる家ということにあるが、もうひとつは、この建築の近くの資源を使うことだ。建主と共に出したアイデアをいつでも柔らかく変えていけることができるのも、都市ほど複雑化した産業構造がないこの島で、目の前にある資源にアプローチができるからだろう。
この島にある資源を使って新たなプロジェクトを生み出すために、より開かれた学びの場をつくろうと、今年の夏から「辺境サマーセッション」fig.12fig.13という活動を始めた。この活動は、2018〜2028年までの10年計画で、毎年各地から参加者を募り、そこにある資源や暮らしを体験し、そこから新たなものづくりを考えるための会議だ。今年は建築家の塚本由晴さん、川島範久さんをはじめ、島で農業や水産業など営んでいる人たちが参加した。今年のプログラムでは椿畑fig.14と椿油の加工所、トマト農家などの農業、クエの養殖所fig.15、練り物加工工場などをまわった。実際に椿畑で椿の実を採り、その椿から椿油や椿酵母を抽出し、化粧水や石けんなどの製品や試作品を見学し、椿という資源とそのプロセスを理解することで、参加者から新たな商品のアイデアも出たfig.16fig.17fig.18。資源には情報がたくさん詰まっている。その土地の作物は土地の地形や気候に直結し、ものを通して環境を見ることになる。農業、水産、建築、歴史と議論はジャンルを横断して、改めて資源から多くを学ぶ機会となった。
都市では資源との出会いが極端に少ない。ものづくりが産業化していく中で、使い手とつくり手はバラバラになってしまった。このバラバラになってしまったものづくりのプロセスを再編する活動として、この「辺境サマーセッション」を位置づけている。辺境という言葉を使ったのは、資源が存在している地域では暮らしの仕組みが見えるし、ものづくりの可能性があるのではないかという考えからだ。辺境とは辺鄙なところという意味ではなく、エッジが立った最先端の部分であり、フロンティアになり得る可能性を込めたつもりだった。しかし一方で、辺境という言葉に対して、現地の人たちから「自分たちが暮らしている地域を辺境とは思っていない」という意見があった。たしかに五島列島は農業、漁業、林業、畜産業まであり恵みが多い。最近では長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産として世界遺産にも登録され文化も深く観光産業もある。この環境のどこが辺境なのか。無意識にも「中心=都市」「辺境=地方」という、経済を中心とした図式で地域を捉えていたのかもしれない。
中心とは経済だけではなく、資源を生み出している地を中心と考えることができる。たとえば、椿という資源から考えれば五島や大島が中心になるし、スギという資源から考えれば全国の植林地がそれぞれ中心になる。資源の中心は無数に存在する。しかし過疎化した地域では、高齢化や後継者の不足によって資源もメンテナンスすることが難しくなり、反対に都市では資源が見えない。産業のサービスに暮らしのインフラを委ねた結果、暮らしを組み立てるスキルが失われ、産業システムが機能不全を起こすとたちまち混乱を起こす。地方も都市も抱えている問題の根源は、成長し続けることを前提として進められてきた産業の仕組みにある。都市を経済的な中心とし、産地と消費地との主従関係が固定されているのではなく、ある資源をもとに支える側と支えられる側という関係に置き換えて考える多中心的な地域の捉え方をして、時には互いの主従が入れかわる重なり合いが重要になる。

これからの家の姿

さんごさんのこれまでを振り返ると、購入した民家をなんとかして島の背景に接続させ建主と開いてきて、そこからこれからの家の姿が見えてきた。近代化が進んだ都市では、もはや伝統的な血縁や地縁の関係は崩壊している。それは、都市が豊かに整備され、もともとその土地に固定されるものから切り離されてもひとりで安全に生きていくことが可能になったからだろう。ひとりでも生きていけるほど社会は成熟したが、それ自体は目的ではなかったはずだ。とは言っても、全てを前近代的な物物交換のシステムに戻すことはあり得ない。お互いに迷惑をかけ合うという煩わしい社会システムを、貨幣が代行することによって円滑なシステムに成長したことは間違いない。しかしその貨幣システムが高度に利便性を求めると、迷惑をかけているという感覚自体なくなってしまう。安易にコミュニティを掲げても、既存の施設の考え方では再現できない。開発が続く都市では、未だ経済原理によって支えられた、メンバーが限定された閉鎖性が主流をいっている。
しかし島では状況が違う。街のシステムがシンプルであるから誰がシステムの保全をしているかが見える。誰がどんな技術をもっているということが分かり、みんな少しずつ自分の技術やもっているものを差し出して交換して成り立っている。島の人は自ら差し出すことの重要性をよく知っているのだ。
この話が生きるのは島に限った話ではない。島ではいち早く過疎化が起こり、これから大規模な人口減少が起こる都市部の未来に学びを与える。人も含めて資源は暮らしの中にある。サービスを受けるだけではなく、自分も小さくても何か資源をもつことと、自分も資源のひとつになることが、貨幣以外の社会ネットワークを結ぶきっかけになる。それは、釣りや料理をつくるスキルかもしれないし、音楽を奏でたり人に教えるスキルかもしれない。互いに小さくても個性的な資源を相互に提供できる共同体は、大きな中心(経済的中心)にのみぶら下がるのではなく、それぞれが小さな中心(資源的中心)をもち寄り、協働して暮らしをつくる共同体だ。
そのような共同体を支えるのは、家族以外の他者も含んだメンバーでつくることと暮らすことが共存した場所なのではないか。今さんごさんは、「家のようなもの」のひとつの点でしかないが、これが線になり面になることで、はじめてここからが「のようなもの」が外れて、これからの家のプロトタイプになる。近代的な経済を中心とした都市のつくり方から、資源をもとに人びとが繋がる新しい都市をつくる方法になるだろう。そのためには、時代が変わってもどんな地域にも存在し続ける「家」から、私たち自身がこれからの暮らし方を想像する必要がある。さんごさんは、これからの生き方を表した家の姿であり、これからの都市のつくり方を考える実験の場なのだ。参考文献:
山本理顕 仲俊治 著『脱住宅「小さな経済圏」を設計する』(2018年、平凡社)/篠原雅武 著『複数性のエコロジー 人間ならざるものの環境哲学』(2016年、以文社)/内田樹 著『街場の共同体論』(2014年、潮出版社)/塚本由晴 中谷礼仁 著『10+1 web site:不寛容化する世界で、暮らしのエコロジーと生産や建設について考える』(2017年、LIXIL出版)/リンダ・グラットン アンドリュー・スコット 著『LIFE SHIFT』(2016年、東洋経済新報社)

能作淳平

1983年富山県生まれ/2006年武蔵工業大学(現・東京都市大学)建築学科卒業/2006年長谷川豪建築設計事務所勤務/2010年ノウサクジュンペイアーキテクツ設立/2020年富士見台トンネル設立/2016年第15回ヴェネチアビエンナーレ国際建築展審査員特別賞受賞/2016年「富江図書館 さんごさん」(『新建築住宅特集』1710)でSDレビュー 2016奨励賞 /2019年「富士見台トンネル」(『新建築住宅特集』2003)で東京建築士会これからの建築士賞受賞

鳥巣智行

Copywriter/さんごさん共同設立者/長崎県生まれ/2008年千葉大学大学院自然科学研究科デザイン専攻修了、電通入社/電通Bチーム所属/2015年SoftBankロボティクスとのPepper開発でライオンズイノベーションショートリスト、クリオ賞デジタル部門シルバー、2016年森永製菓とのおっとっトランプ開発でグッドデザイン賞ベスト100、2016年お~いお茶俳句大賞佳作特別賞受賞

    大来優

    ArtDirector/さんごさん共同設立者/1983年山口県生まれ/2008年東京芸術大学卒業、電通入社/CDC Dentsu Lab Tokyo所属/主な受賞にCannes Lions International Festival of Creativity-Titanium Grand Prix・Gold、D&AD-Black Pencil・Yellow Pencil、OneShow、Clio、LIA-Gold、Adfest-Grande受賞

      能作淳平
      鳥巣智行
      大来優
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      住宅
      新建築住宅特集
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      さんごさん全景。2016年8月7日に行われたオープニングパーティには、五島の人びとのみならず長崎や東京からも友人や報道陣など50名以上が集まった。/撮影:新建築社写真部

      空撮。右下がさんごさん、裏に見えるのは富江港。/撮影:新建築社写真部

      さんごさんでの日常の風景。入り口前でストリートバーベキュー。/提供:さんごさん

      島内の出張本屋、「本処てるてる」による定期イベント。/提供:さんごさん

      人生の3冊を寄贈する際に添えるシート。/提供:さんごさん

      いろいろな人から寄贈された本を選ぶ子供たち。/提供:さんごさん

      コーヒースタンド「 CORAL COFFEE」。館長の大島が焙煎から手がける。/提供:さんごさん

      珊瑚を加工する際に生まれる端材をアップサイクルしたジュエリー「1/35」。デザインはMMAA。/提供:さんごさん

      島内外の大人が先生となり、子供たちに島内外の生業についての授業を行う「五島こども大学」の告知ビジュアル。/提供:さんごさん

      さんごさんで行われた、「独自の経済圏」について学ぶ勉強会、「おとな小学校」 のチラシ。/提供:さんごさん

      富江出身のアーティスト、石本千代乃氏の個展をさんごさんにて開催した際に行った、子供たちを対象にしたワークショップ。/提供:さんごさん

      2018年夏、第1回目「辺境サマーセッション」のチラシ。/提供:さんごさん

      2018年夏、第1回目「辺境サマーセッション」のチラシ。/提供:さんごさん

      椿畑の見学風景。/提供:さんごさん

      クエの養殖所の見学風景。/提供:さんごさん

      毎晩、五島の食材を使った料理を食べながら、参加者の取り組みの紹介とディスカッションが行われた。/提供:さんごさん

      長崎五島ごとのレトルトカレー「五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー」。さんごさんの活動もきっかけとなり、デザインやネーミングなどのブランディングを建主のふたりが手がけた。/提供:さんごさん

      2017年、東京ミッドタウンで行われた「地域×デザイン」展の様子。さんごさんも出展。/提供:さんごさん

      fig. 18

      fig. 1 (拡大)

      fig. 2