「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」
奈良美智展弘前 2002-2006 ドキュメント展
会場:弘前れんが倉庫美術館(青森県弘前市吉野町2-1)
会期:2022年9月17日(土)〜2023年3月21日(火)
弘前れんが倉庫美術館として改修される前の煉瓦倉庫で過去に開催された、奈良美智氏による3回の展覧会を写真、映像などで振り返り、地域とアート、そこに関わる人びとの関係性を考える展覧会です。
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アーツ・アンド・クラフツとデザイン
ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで
会場:府中市美術館(東京都府中市浅間町1-3)
会期:2022年9月23日(金)~12月4日(日) *巡回展
丁寧な手仕事による日常品で人びとの暮らしを美しく彩ることを目指したウィリアム・モリスと、その理念を受け継いだアーツ・アンド・クラフツ運動を紹介する展覧会。家具、テキスタイル、ガラス器、ジュエリーなど、約150点が展示されています。
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Norman Foster × Karimoku
会場:Karimoku Commons Tokyo 1階ギャラリースペース(東京都港区西麻布2-22-5)
会期:2022年10月21日(金)~12月9日(金)
ノーマン・フォスターをKarimoku Case Studyの新しいデザイナーに迎えた、新作の家具コレクション「NF Collection」を展示する展覧会。カリモク家具が製作したFoster+Partnersの建築作品の木製模型もあわせて展示されています。
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Wetland Lab
会場:SRR Project Space(東京都世田谷区北沢2-22-2)
会期:2022年10月29日(土)〜12月11日(日)
アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイと東京を拠点にする建築設計事務所waiwaiのリサーチ部門waiwai research and design agencyによる展覧会。ヴェネチア・ビエンナーレ第17回国際建築展UAE館(金獅子賞受賞)で披露されたリサーチプロジェクト「Wetland」が日本で初めて展示されています。
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アート・アーカイヴ資料展ⅩⅩⅢ 槇文彦と慶應義塾Ⅱ:建築のあいだをデザインする
会場:慶應義塾大学アート・スペース(東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学三田キャンパス南別館1階)
会期:2022年10月3日(月)~12月16日(金)
慶應義塾に存在する槇文彦による建築の意義を問う展覧会シリーズの第2回。槇がグランドデザインから一貫して関わり続けた、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスがどのように創出されたかを紐解く展覧会です。
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借景 – 隣り合うマチエール
会場:MYD Gallery(東京都港区南麻布2-8-17)
会期:2022年9月3日(土)〜12月17日(土)
建築家・山口誠氏と写真家・公文健太郎氏が全国の名園を巡りながら撮影した写真を通し、日本の文化を考え、借景の魅力を発見する展覧会です。
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川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり
会場:東京オペラシティ アートギャラリー (東京都新宿区西新宿3-20-2)
会期:2022年10月8日(土)〜12月18日(日)
会場構成:中山英之建築設計事務所
写真家・川内倫子の大規模個展。2019年にアイスランドで撮影した写真や、コロナ禍での身近な風景などで構成する新作シリーズ「M/E」に加え、未発表作品や過去に発表したシリーズも展示されています。
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DESIGN MUSEUM JAPAN展 集めてつなごう 日本のデザイン
会場:国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)
会期:2022年11月30日(水)~12月19日(月)
参加クリエイター:皆川明、西沢立衛、柴田文江、乾久美子、須藤玲子、三澤遥、原研哉、廣川玉枝、森永邦彦、辻川幸一郎、水口哲也、田川欣哉、田根剛
日本人がつくってきたさまざまなモノやコトを、世界の一線で活躍する13人のクリエイターが全国13の地域でリサーチし、日本各地のデザインの宝物をリサーチ映像と合わせて紹介する展覧会です。
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磯崎新 「Arata Isozaki:Form and Spirit」
会場:MISA SHIN GALLERY(東京都港区南麻布3-9-11)
会期:2022年11月2日(水)~2022年12月24日(土)
磯崎新の個展。1970年代の代表作、群馬県立近代美術館から1990年代の水戸芸術館など、建築の基本コンセプトを抽象化し、視覚化したドローイングやシルクスクリーン作品などが展示されています。
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ランドスケープをつくる
会場:東京都庭園美術館 正門横スペース(東京都港区白金台5-21-9)
会期:2022年10月28日(金)~2023年1月末(予定)
「ランドスケープをつくる」を総合テーマとして開く企画展示。第1回(〜12月4日)は、熊谷組と石上純也建築設計事務所が現在進める「徳島文化芸術ホール(仮称)」のプロポーザル時の敷地を含む全体模型や関連映像、図面などが展示されます。第2回(12月6日〜)は、横浜国立大学大学院Y-GSAの学生による「スカイハウスの研究」に関する資料が展示されます。
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新建築住宅特集編集部によるレビューが『新建築住宅特集』2212に掲載されています。
大竹伸朗展
会場:東京国立近代美術館(東京都千代田区北の丸公園3-1)
会期:2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)
会場構成:小室舞、酒井英規/KOMPAS
大竹伸朗の16年ぶりの大規模回顧展。最初期の作品から近年の海外発表作、そしてコロナ禍に制作された最新作までの約500作品が7つのテーマに基づいて展示されています。
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パリ・オペラ座──響き合う芸術の殿堂
会場:アーティゾン美術館(東京都中央区京橋1-7-2)
会期:2022年11月5日(土)〜2023年2月5日(日)
パリ・オペラ座の歴史を17世紀から現在まで辿り、さまざまな芸術分野との関連性を示すことで、その魅力を総合芸術的な観点から浮き彫りにする展覧会。約250点の図面や絵画、関連資料により、芸術的、文化的、社会的な視野からパリ・オペラ座の多面的な魅力が紹介されます。
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「奇跡の一本松の根」展
会場:紀尾井清堂(東京都千代田区紀尾井町3-1)
会期:2022年3月11日(金)~2023年2月9日(木、予定) *要予約
会場構成:内藤廣建築設計事務所
共催:内藤廣建築設計事務所、一般社団法人倫理研究所、陸前高田市
2020年12月に竣工した「紀尾井清堂」(内藤廣建築設計事務所、『新建築』2110)で、岩手県陸前高田市で保管されていた「奇跡の一本松」の根が展示されています。
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展示紹介記事が『新建築』2204に掲載されています。
クリストとジャンヌ=クロード ”包まれた凱旋門”
会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)
会期:2022年6月13日(月)〜2023年2月12日(日)
展覧会ディレクター:パスカル・ルラン
会場構成:中原崇志
25,000m2の布と3,000mものロープで凱旋門を包んだ「LʼArc de Triomphe, Wrapped(包まれた凱旋門)」の制作背景が、記録画像や映像で紹介されています。
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新建築住宅特集編集部によるレビューが『新建築住宅特集』2208に掲載されています。
百貨店展──憧れの建築史
会場:高島屋史料館TOKYO(東京都中央区日本橋2-4-1)
会期:2022年9月7日(水)~2023年2月12日(日)
監修:浅子佳英、菊地尊也
協力:小泉立
日本の百貨店のファサードと空間の変遷に注目し、年表で辿る展覧会。百貨店が誕生した20世紀初頭から、大型商業施設が多数出現する現代までが総覧されます。
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新建築社編集部によるレビューが『新建築』2210に、日埜直彦氏によるレビューが『新建築住宅特集』2211に掲載されています。
原広司 建築に何が可能か─有孔体と浮遊の思想の55年─
会場:文化庁国立近現代建築資料館(東京都文京区湯島4-6-15)
会期:2022年12月13日(火)~2023年3月5日(日)
原広司の著書『建築に何が可能か』(学芸書林、1967年)にて示された「有孔体」と「浮遊」の思想を示す展覧会。思想の展開を表す図面とスケッチが年代を追って展示され、住宅から大規模建築、都市に至るまでいかに具現化し、発展したかが示されます。
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交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー
会場:東京都庭園美術館(東京都文京区湯島4-6-15)
会期:2022年12月17日(土)~2023年3月5日(日) *巡回展
モダニズムが席巻した1910〜30年代のさまざまな作品が展示され、世界が同期した時代の多様な「モダン」のかたちが紹介されます。
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TOTOギャラリー・間 企画展
How is Life?──地球と生きるためのデザイン
会場:TOTOギャラリー・間(東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル)
会期:2022年10月21日(金)~2023年3月19日(日)
キュレーター:塚本由晴、千葉学、セン・クアン、田根剛
アシスタントキュレーター:平尾しえな、アナスタシア・ゴリオミティー
展示デザイン:アリソン理恵/ARA、飯田将平+下岡由季/ido
「地球と生きるためのデザイン」をテーマに、建築やデザインを介した、成長を前提としない繁栄のあり方を探る展覧会。かつて存在した営みや、現在進行形で行われている取り組みなど、従来の都市や建築とは別の可能性を感じさせるプロジェクトが紹介されます。
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家成俊勝氏によるレビューが『新建築住宅特集』2212に掲載されています。
LIBRARIES|鎖でつながれた本と本棚と太陽
会場:五色橋ビル 8階(東京都港区海岸3-5-13)
会期:2022年10月3日(月)〜2023年3月31日(金) *要予約
企画・会場構成:松井亮(松井亮建築都市設計事務所)
約35年前に倉庫兼研究開発施設として建設された五色橋ビルを会場に、建物の価値を高める新たなリノベーションを探る試みとして企画された期間限定のライブラリーです。
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ピカソ 青の時代を超えて
会場:ポーラ美術館(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285)
会期:2022年9月17日(土)~2023年1月15日(日)
会場構成:トラフ建築設計事務所
ピカソがオリジナリティを初めて確立した作品「青の時代」を、初期の一様式としてではなく、キュビスムをはじめ革新的な表現を次々と生み出していった画家の原点として捉えなおす展覧会。国内外から約70点が展示されます。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ理想都市模型展
感染症に立ち向かう 500年前の理想都市
会場:静岡文化芸術大学 ギャラリー(静岡県浜松市中区中央2-1-1)
会期:2022年11月17日(木)〜12月11日(日)
レオナルド・ダ・ヴィンチが、感染症に打ち勝つために描いた理想都市についての複数のスケッチをもとに、レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館が1950年代に制作したことに由来する巨大木製都市模型を、CG映像やVRなどと共に展示し、その研究とあわせて公開する展覧会です。
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ゲルハルト・リヒター
会場:豊田市美術館(愛知県豊田市小坂本町8-5-1)
会期:2022年10月15日(土)〜2023年1月29日(日) *巡回展
ゲルハルト・リヒターの初期のフォト・ペインティングからカラーチャート、グレイ・ペインティング、アブストラクト・ペインティング、オイル・オン・フォト、そして最新作のドローイングまで、これまで取り組んできた多種多様な作品が紹介されています。
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時を超えるイヴ・クラインの想像力──不確かさと非物質的なるもの
会場:金沢21世紀美術館(石川県金沢市広坂1-2-1)
会期:2022年10月1日(土)〜2023年3月5日(日)
吸い込まれるような鮮やかで深い青「インターナショナル・クライン・ブルー(IKB)」を開発したイヴ・クラインの作品を中心に構成する展覧会。クラインの作品に通底する非物質性をテーマに、クラインと影響関係にあった同時代の作家や、現代の作家たちの作品も加えて展示されます。
TOTOギャラリー・間 北九州巡回展
末光弘和+末光陽子/SUEP.展
会場:TOTOミュージアム(福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1)
会期:2022年11月15日(火)~2023年3月5日(日) *巡回展
末光弘和+末光陽子/SUEP.の個展。模型や作品が展示され、建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づける思想が示されます。
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