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2022.08.09
Interview

建築家のライブラリー

第4回 内藤廣(内藤廣建築設計事務所)

インタビュアー:中島佑介(POST)

8月に「新建築社 青山ハウス」にオープンする本屋「新建築書店」(英語名:POST Architecture Books)。選書にあたり、建築家の方々のおすすめの書籍や、本を通してどのように建築を考えているのか伺っていきます。第4回は内藤廣さんにお話いただきました。インタビュアーは「新建築書店」を運営いただく中島佑介さんです。本記事は『新建築』8月号でもご覧いただけます。

時間を経て繋がる読書体験

内藤廣(以下、内藤) 私にとって年代ごとに大切な本はありますが、50代で東京大学に勤めるまでは1年間で数えるくらいしか読んできませんでした。教壇に立ってからは間違ったことを教えてはいけないし、本の内容をそのまま教えるわけにもいかないから肝心な事柄については最低3冊くらいは調べていくうちに、読む量が増えていきました。また50代後半から、INAX REPORTの企画で、時代をつくった本を選び、著者にインタビューしました(『著者解題』、LIXIL出版、2010年)。その時に該当する本だけを読むのは失礼だから、該当書籍に加えて2冊、計3冊を2カ月ピッチで読むようにしたんです。これで一気に量が増えた。たとえば菊竹清訓さんにインタビューした時には、菊竹さんが若い頃に「か・かた・かたち」の形態論の参照元として理論物理学者の武谷三男に言及していたのを思い出し、 『弁証法の諸問題』(武谷三男著、理論社、1954年)を読みました。ものすごく難しいけれど、面白かった。菊竹さんへのインタビューでは、どうも話題をそらされましたが(笑)。その時僕が若い頃に武谷さんの本を読んでいたのだと思い出した。それは『原子力発電』(岩波新書、1976年)で、1960年代後半、技術的に未成熟だとして原子力発電に反対していた武谷さんが、原子核物理学の最先端の研究者との共同研究をもとに原発の仕組みについてまとめた本ですfig.2。僕は東日本大震災による東京電力福島第一原発事故後に読み返し、原子炉の仕組みから燃料棒まで詳しく書かれていて、目から鱗でしたね。学生時代になぜこの本を手に取ったのか覚えていないのだけど、それが現代の興味に繋がってくる。つまり、バラバラに読んでいた本が、何十年後に繋がってくる時がある。それが読書の面白いところです。
中島佑介(以下、中島) 本の仕事に携わっている僕の友人が、「本は、遅効性の薬だ」と言っていました。本はどのように買われていますか?
内藤 この1年くらいは時間がなくてネットで買うことが多いですね。時たま本屋に買いに行って新しい本を発見することもあります。本屋で買うならば、たとえば森岡書店のように、書店員が読んで本を並べていると説得力がありますね。 また僕は、人が読んでいる本はあまり読みたくない(笑)。だから建築以外の本が多くて、一般的な建築家が読む本からはちょっと距離があるかもしれない。

ライブラリー16選

『HUELLAS DE EDIFICIOS BUILDING FOOTPRINTS』

中島 若い頃に大切にされていたのはどのような本ですか?
内藤 スペインのフェルナンド・イゲーラス事務所で働いていた頃、生活費の残りを、古本屋に注ぎ込んでいました。その数冊が今も本棚に並んでいて、僕にとって教科書のような本もあります。まず『HUELLAS DE EDIFICIOS BUILDING FOOTPRINTS』(Buenos Aires: Editorial Universitaria de Buenos Aires、1962年)ですfig.3,4,5。海外の建築教育に使われていた本なのですが、メソポタミア文明から、ゼウス神殿、パルテノン神殿、アヤソフィア、平安神宮、コロニア・グエル教会、ノートルダム・デュ・ランシー、ロンシャンの礼拝堂……と近代に至るまで、1階平面が同スケールでまとめられているものです。これを見ていると、建築のスケール、オーダー、構造形式が全部分かる。また、近代技術がどういうものかということも分かるんです。空間よりも柱の石の量が多かった時代から、アーチの出現によって石の量が少なくなる、さらに近代にスチールが出てくると、構造体が針のように細くなっていく。日本の建築教育はゴシック、ロマネスクと様式を教えてしまうのだけど、海外ではこの1冊を学生に与えてそこからどのような空間ができてきたのか、自分で考えさせる。ひとつの本の表現が、構造にも、建築意匠にも、歴史観にも発展するというわけです。少なくとも1970年代までの西欧ではこういう基本が建築家の素養としてあった上で、モダニズムや新しい建築に挑戦したわけですから、建築家のレベルも高い。こんないい本だから日本でも出したいと動いたのですが、日本の出版界は誰も聞いてくれませんでしたね(笑)。

『美術の歴史』

内藤 逆にスペインに持っていって読んだのは、H・W・ジャンソンの『美術の歴史』(美術出版社、1964年)ですfig.6,7,8。20代の頃はアンダーラインやスケッチを描き加えながら何度も読んで、原始時代からの建築と美術の素養を身に付けました。東大で教えることになって、学生があまりに何も知らないから、研究室でこの本の勉強会をしました。本を通した文化に対する人間教育みたいなもので、ここから現代美術の語り方を学ぶのはよかった。

『Leonardo da Vinci Anatomical Drawings at Windsor Castle』

内藤 ケネス・クラークがまとめた『Leonardo da Vinci Anatomical Drawings at Windsor Castle』(PHAIDON、1969年)は、高価な本だったので大学卒業で親戚のおばさんたちからもらったご祝儀で買いましたfig.9,10。解剖図を見てダヴィンチはなんてすごいやつなんだろうと思いましたね。そもそもこの本を買ったきっかけは、当時、写真家のアンドレアス・ファイニンガーによる『Anatomia de la Naturaleza』(‎EDITORIAL JANO、1962年)で彼が植物や生物の構造を接写した写真集を見てすごいと思ったからでしたfig.11

『世界史概観』

内藤 もうひとつ僕の原点にあるのは、 H・G・ウェルズの『世界史概観』(岩波新書、1966年)で、これもスペインに持っていきました。ウェルズはSF作家と思われているけれど、20世紀前半のイギリスにおける最先端のジャーナリストで、外交的なネットワークを持った人だったfig.12。彼が、原始時代から1920年の国際連盟の設立まで、芸術、文化、音楽、建築などを含めた通史を書く中で、小・中学生用に向けてまとめた本が『世界史概観』です。面白いのは、1920年の国際連盟成立で終わっていること。人間は原始時代から抗争があり、ようやく仲良くするところまで辿り着いたはずだった。そのために国際連盟ができたんだけどうまくいかなかった。それに絶望し、筆を折ってしまったのだと思います。


──写真集も多くお持ちですね。

『LA VISION ARTISTICA Y RELIGIOSA DE GAUDI』『LA TERRE DE L’HOMME』

内藤 『LA VISION ARTISTICA Y RELIGIOSA DE GAUDI』(S.A. EDITORA AYMA、1971年)はガウディに興味があり、直感的に写真がすごいと思ってスペインで購入しましたfig.13,14。世界の主要な場所や歴史的な場所の空撮写真をまとめた『LA TERRE DE L’HOMME』(Atlantis、1975年)も読む本というよりも見る本ですねfig.15,16。当時、空撮写真は軍事情報なので、ヨーロッパの国はあまり公開していなかった。パリで見つけて綺麗だと思って購入したのですが、よくこれを見て、人の営みと地球という天体についていろいろと想像を巡らせていました。

『MONUMENTS OF EGYPT THE NAPOLEONIC EDITION』

内藤 『MONUMENTS OF EGYPT THE NAPOLEONIC EDITION』(Princeton Architectural Press, Princeton、1988年)は独立当時お金がない中で圧倒されて買いましたfig.17,18。1798年のナポレオンのエジプト遠征で、写真がない当時、エジプトを丸ごと写そうとエッチング技術者を連れて行き、建築だけでなく収蔵品まで全部描かせ。占領とはどういうことか知ると同時に、ナポレオンのエジプト文化に対する尊敬の念が感じられて、時折見る大事な本です。

『LA MAIN DE L’HOMME』

内藤 セバスチャン・サルガドの写真集『LA MAIN DE L’HOMME』(Editions de La Martinière、2002年)は、パリに行った時に本屋で見つけて、まるで悪夢のような写真の迫力に圧倒されました。特にブラジルの金の採掘現場の写真。環境問題、貧困問題などいろいろあるけど、写真ひとつでいろんなことを語っていますfig.19,20

『VIIVA LINJEN THE LINE』

内藤 建築分野だとアルヴァ・アアルトのスケッチ集『VIIVA LINJEN THE LINE』(Museum of Finnish Architecture、1993年)は、編集のセンスがいい。単純な構成なのに2色刷りになっていて丁寧なつくりなんですfig.21,22
中島 この本は初めて見ましたが、すごく綺麗な本ですね。僕はもともと2000年頃に古書店を開くところから始めたのですが、当時、昔の本を現代的なプロダクトとして見た時の熱量に魅力を感じていました。この数年で急速にネットが発達して、本が単純にメディアではいられなくなり、特に海外では、本というモノ自体をひとつの表現のかたちとして捉えて丁寧につくる出版社が増えているように思います。
内藤 最近でいうと、工藤強勝さんが装丁を手がけた『神田神保町書肆街考』(鹿島茂著、筑摩書房、2017年)はエディトリアルがすごいですよ。鹿島茂による文章も、情報量が細かすぎて読むのが大変ですが、読み応えがあります。工藤さんはこの本のエディトリアルデザインで「講談社出版文化賞 ブックデザイン賞」を受賞された。とてもオーソドックスなデザインですが、字組やレイアウトの隙のなさが、鹿島さんの書かれた内容と響き合っている。工藤さんはデジタルを使わずに切り貼りでレイアウトを決める。その差異は極めて微妙ですが、やはり読み手としては安定感が違う。目立たないけれど、内容に対するリスペクトが本の質を高めています。本当の丁寧な本づくりとはこういうものなのだと納得させられます。

『美の思想』『建築論集』

内藤 この部屋の本棚にも僕が影響を受けた本が並んでいます。まずは古本屋で100円だか200円だかで買った『美の思想』(筑摩書房、1972年)fig.23。東野芳明や花田清輝などが命懸けで美術評論を書いていて、当時の評論がいかにすごいレベルかが分かる。ブルーノ・タウトの『建築論集』(タウト全集第五巻、育生社弘道閣、1943年)も最近古本屋で偶然見つけて買ったのですが、桂離宮のスケッチがあったり、日本滞在中に訪れた地方について書かれていたりして、見ていて飽きないですねfig.24

『この時代に想うテロへの眼差し』『遺体―震災、津波の果てに―』

内藤 9.11アメリカ同時多発テロ事件の後に出版されたスーザン・ソンタグの『この時代に想うテロへの眼差し』(NTT出版、2002年)は、僕の愛読書ですfig.25。この本を読んでつくづく思ったのは、机の上で考えている人間と、実際に行動する人間は違う。やっぱり机の上で考えている人はだめだということです。ちゃんと正面から向き合うことの重要性を伝えたくて、学生たちの必読書としました。
災害に関する本として、東日本大震災直後の遺体安置所のルポルタージュ『遺体―震災、津波の果てに―』(石井光太著、新潮社、2014年)は、もう一度読みたいかと言われたら読みたくないけど、頭の中に残っている1冊です。当時の状況がかなり生々しく書かれています。

『六法全書』『国土交通六法』

内藤 あとは『六法全書』と『国土交通六法』。東日本大震災の復興に関わる中で、なぜこんなにうまくいかないのか行き詰まった時に、役人は法令遵守と予算執行が仕事だから、法令を読まないと渡り合えないのだと思い、読み始めたんです。デスク脇の本棚にいつも置いてあり、権利のことが分からないと民法、さらに分からないと憲法と、1年ほど憲法と民法とを行ったり来たりしていた時期がありました。

『常用字解』

内藤 『常用字解』(白川静著、平凡社、2003年)は、時たまこれを見て考えるのにはすごくいいfig.25。本編は「字訓」「字統」「字解」という3部作で、1冊8cm近くの厚さがある辞書で、いちいちこれを引くのは大変だからそのダイジェスト版がこの本です。「字訓」「字統」とこの本は、事務所にも自宅にも置いていて時たま開きます。まあ、興味本位で読み物として読んでいるようなところもあります。例えば、「京都」の「京」という字。この字は望楼のある城門のこと、と書いてあります。天安門広場にあるような城門のことですね。この望楼は南面していてここから眺めるのが景観の「景」で、これを日時計代わりに使っていたので「影」という字になる。面白いでしょう。京都の人に聞いても「京」の字の由来を知っている人はほとんどいない。飽きないですね。いつも傍に置いています。


広い枠組みから建築を考える

中島 今のお話や本棚を拝見していると、文化的なもの全般に興味をお持ちなのですね。

内藤 それは学生運動の残火みたいなものがあった僕の世代特有なところだと思います。建築家というのは社会の巨大資本におもねる不埒な職業だという認識がこの世代にはあって、建築家は本当にやる意味のある職業なのかという疑問がありました。だからもう少し広い枠組みで自分のことを考えたいし、その上で建築をやる意味がないと思ったら辞めればいい、くらいに思っていたんです。でも、特にスペインではフェルナンドを通して超一流のいろいろなアーティストと出会って、見ている世界が広がったことが大きいですね。


──本を通して得たことは設計にどのように影響を与えていますか?

内藤 僕は本を通して人間のことを知りたいと思っているんです。もし、建築というジャンルが人間のことを扱っているのだとすれば、本を通して人をどう見るかということは建築とは無縁ではないはず。このところ僕は芥川龍之介の短編『戯曲三昧』の中にある「悠久なものの影」という言葉をよく引用するのですが、それは、われわれは所詮は通り過ぎてゆく身なのですから、もう少し大きいものを見たいなぁという思いからなんです。建築や都市計画に携わっていろいろと考えているけれど、僕らのものづくりは、ひょっとしたらそういう大きなものを見ようとしているのではないかとも思うんです。

中島 お話を伺って、僕自身「新建築書店」で、さまざまな分野の本を総合的に建築書として扱っていいんだという勇気をもらいました。

内藤 まだどんどん思いつく本が出てくるな(笑)、中川幸夫さんの作品集『華』(求龍堂、1977年)は若い人たちにぜひ見てほしい。ここには中川さんのものづくりに対するすさまじい気迫が込められています。あと川添登さんの『伊勢神宮 森と平和の神殿』(筑摩書房、2007年)。伊勢が日本人にとってどのような意味を持つのかまとめられた本ですが、川添さんがメタボリズムの運動を率いた後の半生で本当にやりたかったことはこれだったんだと思います。話が尽きないね(笑)fig.26

(2022年7月1日、内藤廣建築設計事務所所長室にて 文責:新建築.ONLINE編集部)

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インタビューで登場した本一覧
『著者解題』(LIXIL出版、2010年)
『弁証法の諸問題』(武谷三男著、理論社、1954年)
『原子力発電』(岩波新書、1976年)
『HUELLAS DE EDIFICIOS BUILDING FOOTPRINTS』(Buenos Aires: Editorial Universitaria de Buenos Aires、1962年)
『美術の歴史』(美術出版社、1964年)
『Leonardo da Vinci Anatomical Drawings at Windsor Castle』(PHAIDON、1969年)
「Anatomia de la Naturaleza」(‎EDITORIAL JANO、1962年)
『世界史概観』(岩波新書、1966年)
『LA VISION ARTISTICA Y RELIGIOSA DE GAUDI』(S.A. EDITORA AYMA、1971年)
『LA TERRE DE L’HOMME』(Atlantis、1975年)
『MONUMENTS OF EGYPT THE NAPOLEONIC EDITION』(Princeton Architectural Press, Princeton、1988年)
『LA MAIN DE L’HOMME』(Editions de La Martinière、2002年)
『VIIVA LINJEN THE LINE』(Museum of Finnish Architecture、1993年)
『神田神保町書肆街考』(鹿島茂著、筑摩書房、2017年)
『美の思想』(筑摩書房、1972年)
『建築論集』(タウト全集第五巻、育生社弘道閣、1943年)
『この時代に想うテロへの眼差し』(NTT出版、2002年)
『遺体―震災、津波の果てに―』(新潮社、2014年)
『六法全書』
『国土交通六法』
『華』(求龍堂、1977年)
『伊勢神宮 森と平和の神殿』(筑摩書房、2007年)

内藤廣

1950年神奈川県生まれ/1974年早稲田大学理工学部建築学科卒業/1976年同大学大学院(吉阪隆正研究室)修士課程修了/1976~78年フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所/1979~81年菊竹清訓建築設計事務所/1981年内藤廣建築設計事務所設立/2001~02年東京大学大学院工学系研究科社会基盤学助教授/2003~11年同大学大学院教授/2011年同大学名誉教授

中島佑介

1981年長野県生まれ/2003年早稲田大学商学部卒業/2003年limArt設立/2011年〜アートブックショップ「POST」代表/2015年〜Tokyo Art Book Fairディレクター

内藤廣
中島佑介
post architect books
アート
建築
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RELATED MAGAZINE

新建築 2022年8月号
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内藤廣氏の所長室。/fig.1〜26すべて撮影:新建築社写真部

『原子力発電』(岩波新書、1976年)

物理学者で著者の武谷三男氏が原子力発電の仕組みを解説している。

『HUELLAS DE EDIFICIOS BUILDING FOOTPRINTS』(Buenos Aires: Editorial Universitaria de Buenos Aires、1962年)

メソポタミア文明から近代に至るまでの38の建築物の1階平面が同スケールでまとめられている。

『HUELLAS DE EDIFICIOS BUILDING FOOTPRINTS』(Buenos Aires: Editorial Universitaria de Buenos Aires、1962年)

メソポタミア文明から近代に至るまでの38の建築物の1階平面が同スケールでまとめられている。

『HUELLAS DE EDIFICIOS BUILDING FOOTPRINTS』(Buenos Aires: Editorial Universitaria de Buenos Aires、1962年)

メソポタミア文明から近代に至るまでの38の建築物の1階平面が同スケールでまとめられている。

『美術の歴史』(美術出版社、1964年)

『美術の歴史』(美術出版社、1964年)

よく読んでいた20代の頃に内藤氏が描いたスケッチが残されている。

『美術の歴史』(美術出版社、1964年)

よく読んでいた20代の頃に内藤氏が描いたスケッチが残されている。

『Leonardo da Vinci Anatomical Drawings at Windsor Castle』(PHAIDON、1969年)

『Leonardo da Vinci Anatomical Drawings at Windsor Castle』(PHAIDON、1969年)

「Anatomia de la Naturaleza」(‎右、EDITORIAL JANO、1962年)

『世界史概観』(岩波新書、1966年)

スペインのフェルナンド・イゲーラスのアトリエで働く際に日本から持っていった本は、『世界史概観』上下巻と、『地獄の季節』(アルチュール・ランボー著、小林秀雄訳)、『茶の本』(岡倉天心著)、臨済宗の開祖臨済義玄の法語をまとめた『臨済録』。

『LA VISION ARTISTICA Y RELIGIOSA DE GAUDI』(S.A. EDITORA AYMA、1971年)

『LA VISION ARTISTICA Y RELIGIOSA DE GAUDI』(S.A. EDITORA AYMA、1971年)

『LA TERRE DE L’HOMME』(Atlantis、1975年)

世界の主要な場所や歴史的な場所の空撮写真がまとめられた1冊。

『LA TERRE DE L’HOMME』(Atlantis、1975年)

世界の主要な場所や歴史的な場所の空撮写真がまとめられた1冊。

『MONUMENTS OF EGYPT THE NAPOLEONIC EDITION』(Princeton Architectural Press, Princeton、1988年)

『MONUMENTS OF EGYPT THE NAPOLEONIC EDITION』(Princeton Architectural Press, Princeton、1988年)

『LA MAIN DE L’HOMME』(Editions de La Martinière、2002年)

『LA MAIN DE L’HOMME』(Editions de La Martinière、2002年)

『VIIVA LINJEN THE LINE』(Museum of Finnish Architecture、1993年)

『VIIVA LINJEN THE LINE』(Museum of Finnish Architecture、1993年)

『美の思想』(筑摩書房、1972年)

『建築論集』(タウト全集第五巻、育生社弘道閣、1943年)

『この時代に想うテロへの眼差し』(左、NTT出版、2002年)/『常用字解』(右、白川静著、平凡社、2003年)

内藤廣建築設計事務所所長室でのインタビュー。

fig. 26

fig. 1 (拡大)

fig. 2