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2022.05.02
Interview

建築家のライブラリー

第1回 青木淳(AS)

インタビュアー:中島佑介(POST)

新建築では、2022年7月に新建築社 青山ハウス(設計:乾久美子建築設計事務所、『新建築』1607)を本屋としてオープンする計画を進めています。選書や運営は新刊のアートブックを中心に扱うブックショップ「POST」を運営する中島佑介さんにお願いしました。本屋の名前は「post architect books」。選書を進める中で、建築家の方々のおすすめの書籍についてお話を伺っていきます。第1回は、青木淳さんにお話いただきました。また、本連載は『新建築』との連動企画です。青木さんがどのように本に出会ってこられたか、本を通してどのように建築を考えていらっしゃるのかについては、『新建築』2022年5月号でご覧いただけます。

建築家の愛読書から本屋を構想する

中島 建築をつくるうえで、建築家の方がたは建築書だけを見ているのではなく、写真集やアートブックをはじめとするさまざまな分野の本からインスピレーションや知見を得ているのではないかと思います。今回「post architect books」では、特定のバイヤーがセレクトした本が並んでいるというよりも、建築に携わる方々から伺ったお話などを積み重ねていくことで、総合的に形成されていく架空の人格が選んだ本が並んでいるような書店を目指しています。取り扱う書籍は洋書を中心に考えていますが、お話を聞く中で特定の和書が出てきた場合には、その本も紹介させていただく予定です。青木さんがこれまでどんな洋書に触れてこられたかご紹介いただけますか?

ライブラリー10選

『Le Corbusier: Complete Works 8 Volumes』

青木 僕は本を月に20冊ぐらい購入してしまう悪い癖があるのでいつも置き場に困っています。個人的に読む本は家に積んでいるわけですが、スタッフたちにも手を取ってもらえればという本は事務所の打ち合わせスペースfig.1に持ってきて本棚に入れます。でもやっぱり大事な本は家にあるんですね。今回紹介する本は、今朝、家から持ってきた本が中心です。ただし、僕にとってもっとも大事な建築の本である『Le Corbusier: Complete Works in 8 Volumes』(Artemis、1946~74年)fig.2は、事務所に置いてあります。
大学生の時に買ったのですが、7、8万円くらいしました。大変な覚悟でした。その後も建築の本は買っているわけですが、これを凌駕する本は僕にはありません。それはこの本が、ル・コルビュジエのことを知るための資料というだけでなく、この全集自体が作品だからですね。全8冊からなる作品集で、8冊が1冊ずつ出版されて後にこのように外箱にまとめられたようです。たしか、コルビュジエのアトリエには、建築の設計にはほとんど関わらず、この本をつくり続けたスタッフがいたそうで、コルビュジエはその人をすごく評価していたと聞いたことがあります。そんなこともあってか、最初から晩年までの作品がほぼ同じ様式で紹介されています。最初はモノクロームの誌面が、後の方になると少し色が入ってくる。それがめちゃくちゃかっこよくて、何時間でも見ていられる。
またこの本には、コルビュジエがイメージした建築の持つ空気が再現されている気がします。たとえば平面図を見ると、柱の位置や太さ、柱から独立したカーブ、また描かれた矢印も含めてひとつひとつの絵として美しい。だけどもちろん、それは2次元の絵として終わるものではなく、立体の空間として現れてくるわけですね。その2次元から3次元への変換に、思いがけないことがいっぱい起きている。今はコンピュータの進展で、3次元の建築を3次元のまま扱うことが可能になり、専門家も学生も一般の人も、まだできていない設計中の建築を同じように3次元的に体験することができます。だけど2次元平面と3次元空間は1対1に対応しないものなんです。2次元のグラフィックから妄想できる3次元空間はひとつではなくいくつもあります。ル・コルビュジエはその中から、自分がその2次元のグラフィックに感じていることと限りなく近く感じられる3次元空間を選び取っている。つまりそういう建築を設計している。ル・コルビュジエの感覚と僕のそれは違う。だから、ル・コルビュジエが選んだ3次元空間は、僕がこの本の図面から妄想する3次元空間と違う。ページをめくって、そこにある落差を見つけるのは単純に楽しいものですし、またル・コルビュジエの図面から、彼が進まなかった新しい3次元空間のイメージに導かれることもあります。
中島 本のつくりもグラビア印刷で、カラーのところも色を掛け合わせて出しているのではなくて、単色を載せている感じも綺麗ですよね。平面なんですけどすごく立体的な感じがします。

『Louisiana Museum of Modern Art: Landscape and Architecture』

青木 最近読んで面白かった洋書には、『Louisiana Museum of Modern Art: Landscape and Architecture』(Louisiana Publications、2017年)がありますfig.3。ルイジアナ美術館は、世界でいちばん好きな美術館なのですが、プランや素材の切り替えが不思議で、どういう経緯でこのような美術館になったのかずっと疑問だったのです。この本では著者であるマイケル・シェリダンが、美術館の建設の始まりから今の姿に至った変遷を丁寧に記述してくれています。この美術館は、創立者であるクヌート・イェンセンが、子どもの時に過ごした美術品に囲まれた生活を周りの人とも共有できる場をつくろうと、1955年に主屋付きの土地を購入し、スタートしました。最初はお金がないから主屋の改修計画から始まるのだけど、少しずつお金をつくって、大きなプロジェクトに膨らんでいきます。以後、ずっと同じふたりの建築家、ヨルゲン・ボーとヴィルヘルム・ウォーラートが設計していくのですが、この本を読むことでの、残されたスケッチや手紙などを通して、計7回に及ぶ増改築の変遷を追体験できます。
1956年につくられた建物からあるところで、大きく建築のデザインが変わります。それはなぜだったのか、にもかかわらず全体がチグハグにならず、バラバラでありながらひとつの空間になっているのはなぜなのか、ふたりの建築家はどう共働したのか、ふたりにどういう違いがあるのかなどなど、壮大な大河物語を読む感じです。また、設計当時の1960~70年代は世界的に学生運動が盛んな時代で美術を通して社会問題を考える動きもあり、美術の概念の拡張について、オーナーと建築家が議論していたことも紹介されています。この本を辿っていくと、1950年代から現代まで、美術と社会の関係がどのようにあったのかも見えてきます。ルイジアナ美術館の建築のプロセスが、このように1冊にまとめられた本はたぶん初めてだと思います。

『Matisse: From Color to Architecture』

青木 アンリ・マティスが設計した「ロザリオ礼拝堂」(1951年)とそこに至る過程が紹介された『Matisse: From Color to Architecture』(Harry N. Abrams; Slp edition、2004年)。まずこの建築そのものが素晴らしい。片面に黄色と青と緑のステンドグラス、残りはマティスが描いた白いタイルと白い面でできています。そうすると光も黄色と青と緑になるのだけど、空間を見てから目を瞑ると、補色のピンクが見えてきます。マティスはステンドグラスを用いて、意図的に本当は感じさせたい色をつくったわけ。そういうことも含めて、この建築の制作の背後にある世界を知ることができるとても大事な本です。

『Cy Twombly: Catalogue Raisonne Of Sculpture Vol 2 1998-2011』『ROBERT RYMAN』

青木 サイ・トゥオンブリーの『Cy Twombly: Catalogue Raisonne Of Sculpture Vol 2 1998-2011』(Schirmer/Mosel Verlag GmbH、2019年)は、ページをめくりながら、ほぅ、その手があったのか、どうしてそこにこのかたちを加える?と、驚きと笑みが続く、そうしている間にこちらの感覚のありようが変わってしまうすごい本です。作品集『ROBERT RYMAN』(tertium、2000年)も好きな本ですね。2000年頃、僕は意識的に白しか使わなかったのですが、それはロバート・ライマンから来たものでした。ライマンの作品は全部白で描かれていますが、なぜ彼が白だけにこだわるのか。白というのは無限の感覚の可能性を持ち、テクスチャを変えると白の印象がまったく違うものになっていく。すごく冷たい感じにもなるし、暖かい感じにもなるし、柔らかい感じにも、硬い感じにもなる、多様な感覚を持っていて、いろんな色があるよりも白だけでも可能性はすごくあるのだということに、ライマンの作品や文章を通して気付きました。ライマンがどう白を使っているのかというのがとても面白くて、この本は背表紙に線がつくくらい読み込んでいますね。

『Le miroir suprématiste』『La lumière et la couleur』『De Cézanne au suprématisme』

青木 修士論文を書いていた頃は、美術書専門書店「アール・ヴィヴァン」によく通っていて、そこでカジミール・マレーヴィチの論考集を買いました『Le miroir suprématiste』『La lumière et la couleur』『De Cézanne au suprématisme』(K. S. Malévitch、L’Age d’Homme、1993 / 1993 /1974年)fig.4。修論のテーマとしてロシア・アバンギャルド建築を選んだのですが、興味の発端だったマレーヴィチから取り掛かったら、それだけでページがだいぶいってしまったので、結局マレーヴィチだけの論考になってしまった(笑)前衛芸術運動・ロシア・アヴァンギャルドのひとつであるシュプレマティズムの代表的な芸術家。。当時はフランス語版しかなくて、仕方がないから辞書を引き一生懸命読んだんです。こういう本ってなかなか売れないと思うけれど、そういう本を置いてくれている本屋さんがあって、とても助けられた。売れなくてもいい本を置いてあるのが、いい本屋さんだと思いますね。マレーヴィチの本はカタログを含めると今やすごい数出版されていて、カタログの中でも機能やプログラムの要素を示さない建築模型みたいな造形物「シュプレマティズム・アーキテクトン」をポンピドゥー・センターで展示した際(2018年)に出版されたカタログ『Chagall, Lissitzky, Malévitch, l’avant-garde russe à Vitebsk, 1918-1922 | Exhibition Catalogue』(Éditions du Centre Pompidou、2018年)などは見応えがあります。ニュートンの運動方程式は、力とは質量とその物体の加速度の積、というものですね。だから、運動はそこに存在する物体とそれらの間に張られる力に置き換えることができる。なので、運動を未来派のように動きの表現ではなく、物体とそれらの間の力に抽象することもでき、それがマレーヴィッチのシュプレマティズムでやろうとしたことだった、というのはぼくの勝手なマレーヴィッチ論ですが、であれば、マレーヴィチはかなり建築に近い存在だということになります。

『The Bride Stripped Bare by Her Bachelors, Even』

青木 マルセル・デュシャンの『The Bride Stripped Bare by her Bachelors, Even』(通称:大ガラス)も学生時代の思い出の本です。「大ガラス」の制作ノート『グリーンボックス』を活字にしたものですが、本としてもよくできていて、卒業制作のレイアウトやまとめ方はこれを真似しました(笑)。
中島 「大ガラス」をアメリカで復刻した時に監督を務めたイギリスのアーティスト、リチャード・ハミルトンが本のデザインを手がけているんですよね。この本は今すごく見つけるのが難しいんです。

『MARTIN MARGIELA AT LAFAYETTE ANTICIPATIONS by Martin Margiela』

青木 マルタン・マルジェラにはとても影響を受けていて、昨年の展覧会に合わせて出版された『MARTIN MARGIELA AT LAFAYETTE ANTICIPATIONS by Martin Margiela』(Walther Konig、2021年)も買いました。
中島 パリのラファイエット・アンティシパシオン(Lafayette Anticipations)で2021年10月に開催された「MARTIN MARGIELA」展の展覧会図録ですよね。この本はイルマ・ボームというオランダのブックデザイナーによるものですが、レム・コールハースのプレゼンブックは彼女がデザインしているんです。彼女自身、本をつくるプロセスは建築的なアプローチだといい、建築に親近感を持っています。自分の作品集も『The Architecture of the Book』(Lecturis、2013年)と名付けています。
青木 知りませんでした。買わなくては(笑)。

『Francis Alys』

青木 これはフランシス・アリスの『Francis Alys』(Phaidon、2011年)。彼は建築学科を出てアーティストになった人ですよね。都市に介入する作品をつくっています。その介入の仕方は、建築家がやるようなあからさまなものではなく、人の噂を利用したり、公園の手摺をステッキで擦って音を出したり、終わった後にはモノは残らず、人びとの記憶の中でいわば神話として残るだけ、という実にかっこいい方法で、こういう姿勢で建築を設計したいものだなあと憧れを持って見ている作家です。この本は、ようやく出たモノグラフで、インタビューや論考に助けられながら、彼の作品の全貌を窺うことができます。

『Robert Irwin: A Conditional Art』

青木 ロバート・アーウィンは日本であまり知られていないけど、重要なアーティストですね。その場所が前提となってそこから空間を紡いでいくのがサイトスペシフィック・アートだとしたら、その反対に作品自体がその周りに空間をつくり出していくのがオートノマス・アート。ですが、僕が建築でやっていることはそのどちらでもなく、かたちは持っていないけれど自分の中にたしかにある「なにか」を、場所に応じてかたちづくっていくことだと思うんです。アートの世界には、そういう制作のあり方を意識にのぼらせて、つくる中で思考し続ける人がいて、彼はそのひとりです。彼は、そういうアートを「コンディショナル・アート」と名付けています。彼の作品集『Robert Irwin: A Conditional Art』(Yale University Press、2016年)にはいろんなヒントが詰まっています。

『Philippe Parreno: Alien Affection』

青木 フィリップ・パレーノの『Philippe Parreno: Alien Affection』(Paris musées、2004年)は、たまたまパリ市立近代美術館で彼の個展を観た時に買った本です。パリ市立近代美術館は、もともとは1937年パリ万博のパヴィリオンとして建設された建築で、後にそれが、パレ・ド・トーキョーとパリ市立近代美術館に分割されて使われるようになりました。フィリップは、その空間をほぼ裸にして、そこに潜んでいる幽霊といったらいいか、なにか見えないものの存在を感じさせようとしていました。たとえば、窓のブラインドが突然巻き上げられたりしたり。ほとんどスカスカの空間だけど、わずかに加えられたものだけで、空気が変わっていました。コテコテのインスタレーションではなく、空間操作の精度の高さでできた作品です。こんなアーティストがいるんだと感銘して、でも分からないことが多すぎたので買ったのです。本の大きさ、つくりも含めて今も好きな1冊です。
中島 こういった美術の本をご覧になっている時は、純粋に美術として楽しまれていますか?
青木 そうですね。建築で使ってみようという気持ちはなく、ただ面白いから見ています。場合によっては、美術とも思っていないかも。人は放っておいてもなにかをつくる存在ですが、「つくる」ということが純粋に表に出ているのが芸術であって、その 中で聴覚に偏っているのが音楽、言葉に偏っているのが文学、視覚に偏っているのが美術かな。建築は、そこに目的という方向性が与えられていますが、それは前提にすぎず、そこに留まるわけでもない。その先にはやはり「つくる」というジャンルを跨ぐ大きな海がある。その海で泳いでいれば、結果として、設計する建築にそのことがなんらかのかたちで現れてくるんだろうな、と思っています。


書店のこれから

中島 最後に、和書で最近購入された本があれば教えてください。
青木 いちばん最近購入したのは、『日本の小さな本屋さん』(和氣正幸著、エクスナレッジ、2018年)。大学の時の同級生で建築計画を専門とする鈴木毅さん(近畿大学教授)が、ここ数年、本を介した空間を研究していて、教わりました。
中島 本屋のアンテナショップBOOKSHOP TRAVELLERの店主である和氣さんが、さまざま本屋を取材してレポートしていたブログ「本と私の世界」から抜粋してまとめられた本ですよね。
青木 続編も出ているようですね。またこの前、ある画廊のオーナーと話をしていたら、画家のエルズワース・ケリー(1923〜2015年)は第2次世界大戦で洗車をゴム風船でつくってナチスドイツを欺いたという話をするんです。どうしてそんな話知っているのと聞いたら、この本に書いてあったというので、その場で即買ったのが『天才はしつこい』(CCCメディアハウス、2022年)。届いてみると、著者のロッド・ジャドキンスはロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士号を取得し、セントラル・セントマーチンズで講師をしていて、この本はどうしたらアーティストや建築家として成功できるのかというのがテーマでした。イギリスでは美大でこういう授業があるのかとびっくりしました(笑)。
たまたま見つけた本を買うこともありますが、多いのは今読んでいる本と関連する本を芋づる式に買う場合と、人に教わって、じゃ読んでみようか、と買う本です。新聞の書評も好きです。だから、ネットで買うのが普通になってしまっている今、本屋さんに求められるのは、そこに行くと結果的にいい本を薦められた、と思える品揃えと並べ方ではないでしょうか。
中島 店頭の役割としてどんな本をどうやって薦めるかという体験の提案も求められている実感があり、ただ本を置いているだけでは伝わらない時代になっています。アートブックなどは、手に持って触ってページをめくるという体験を大切につくられているので、さまざまな本を包括的に建築書として扱おうとした時、すごく親和性がある本だと思っています。青木さんの選書はどれも、買われた理由があるのが面白かったです。ありがとうございました。

(2022年3月18日、ASにて。文責:新建築.ONLINE編集部)

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インタビューで登場した本一覧
『Le Corbusier: Complete Works 8 Volumes』(Artemis、1946~74年)
『Louisiana Museum of Modern Art: Landscape and Architecture』(Louisiana Publications、2017年)
『Matisse: From Color to Architecture』(Harry N. Abrams; Slp edition、2004年)
『ROBERT RYMAN』(tertium、2000年)
『Cy Twombly: Catalogue Raisonne Of Sculpture Vol 2 1998-2011』(Schirmer/Mosel Verlag GmbH,2019年)
『Le miroir suprématiste』『La lumière et la couleur』『De Cézanne au suprématisme』(K. S. Malévitch、L’Age d’Homme、1993 / 1993 /1974年)
『Chagall, Lissitzky, Malévitch, l’avant-garde russe à Vitebsk, 1918-1922 | Exhibition Catalogue』(Éditions du Centre Pompidou、2018年)
『The Bride Stripped Bare by Her Bachelors, Even』(Marcel Duchamp)
『MARTIN MARGIELA AT LAFAYETTE ANTICIPATIONS by Martin Margiela』(Walther Konig、2021年)
『The Architecture of the Book』(Lecturis、2013年)
『Francis Alys』(Phaidon、2011年)
『Robert Irwin: A Conditional Art』(Yale University Press、2016年)
『Philippe Parreno: Alien Affection』(Paris musées、2004年)
『日本の小さな本屋さん』(和氣正幸著、エクスナレッジ、2018年)
『天才はしつこい』(CCCメディアハウス、2022年)

青木淳

1956年神奈川県生まれ/ 1982年東京大学大学院修士課程修了/ 1991年青木淳建築計画事務所設立(2020年ASに改組)/ 2020年品川雅俊をパートナーに迎えASに改組/ 1997年「S」(『新建築住宅特集』1312)で第13回吉岡賞受賞/ 1999年「潟博物館」(『新建築』9710)で日本建築学会作品賞受賞/ 2004年「ルイ・ヴィトン表参道ビル」(『新建築』0210)でBCS賞(建築業協会賞)受賞/主な著書に『青木淳ノートブック』(平凡社、2013年)『Jun Aoki COMPLETE WORKS 3:2005-2014』(LIXIL出版、2016年)『フラジャイル・コンセプト』(NTT出版、2018年)

中島佑介

1981年長野県生まれ/2003年早稲田大学商学部卒業/2003年limArt設立/2011年〜アートブックショップ「POST」代表/2015年〜Tokyo Art Book Fairディレクター

青木淳
中島佑介
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インタビューの様子。ASの打ち合わせスペースには、雑誌から技術書、アートブックなどが置かれている。/撮影:新建築社写真部

事務所の本棚に置かれている『Le Corbusier: Complete Works 8 Volumes』(Artemis、1946~74年)。/撮影:新建築社写真部

今回のインタビューで青木さんが紹介した本。本の詳細は記事の最後にまとめている。/撮影:新建築社写真部

今回のインタビューで青木さんが紹介した本。本の詳細は記事の最後にまとめている。/撮影:新建築社写真部

fig. 4

fig. 1 (拡大)

fig. 2