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a+u 2008年2月号 建築のグローバル・ストラテジー Global Strategies in Architecture

a+u 2008年2月号

2,619 税込

在庫切れ

商品コード: 400802 カテゴリー:

日本語 + 英語/143頁/219x292mm/A4変型/平綴じ

電子版
紙版

Content

表紙: コラージュ、本号収録の事務所によるイメージ。

特集: 建築のグローバル・ストラテジー

カレンツ:
ジャン・ヌーヴェルがマンハッタンの複合ビルを設計
ザハ・ハディッドが香港理工大学のデザイン学部棟を設計

特集: 建築のグローバル・ストラテジー
建築実務に国境はなく、ビジネスチャンスはどこかしらに転がっている。上海、ニューデリー、ドバイ、アブダビなどの新興都市では、都市化の規模が広がるにつれ経済成長も急激に進んでいる。場合によっては、都市はゼロから建設される。建築実務に携わる者がこの素晴らしき新世界において地歩を固め、プロジェクトを実現させるには、そこに素早く適応しなければならず、これはなまなかなことではない。異国の地に足を踏み入れる以上、建築家は仕事の仕方を工夫し、プロジェクトのみならず実践についても一から構築していくことになる。一方ニューヨーク、ロサンゼルス、香港、東京など成熟期に入った都市は、互いに21世紀のハブ都市を目指してしのぎを削る。いずれも再編・改造の手を加えながら、都市の個性と魅力に磨きをかける。ここでは歴史、地域社会、環境、行政といった既存のコンテクストの範囲内でどれだけのことができるかが勝負となる。一建築家に求められるのは、都市という名の織物を相手にそのもつれた糸を解き、織り直すことだ。新と旧、新興と先進といった二項対立よりも深刻なリアリティが、いまや全世界に広がっている。距離がやすやすと乗り越えられ、差異があっさりと埋められるほどに、この世界は平面化の一途を辿っているのだ。経済資本と人的資本の流動化が進むにつれ、これらの資本は商機あるところならどこにでも流れ込む。建築実務の世界もご多分に洩れず、ここでも多角化、地理的拡大、組織内の多極化がますます進んでいる。世界市場に参加するには、人も組織も世界と地域の両方の問題に対処していかなければならない。建築実務に求められるのは、敏捷さと偏在(ユビキタス)性、そしてネットワークである。一建築家にとって「デザイン」とは、クライアントの目的を叶える行為をさす反面、特定の文化や環境において結集される問題解決の方法をも意味する。クライアントからだされる要望や条件の山に日々埋もれながら、建築実務の現場は次々と新しいビジネス・パラダイムを打ち立てていく。本号に特集されるのは、こうした課題にたいし各様のアプローチを見せる建築実務である。彼らがどのようにビジネスを展開し、どんな方策を練っているかを、その渦中にいる専門家たちに焦点を当てながら、また完成までのプロセスを追いながら紹介していきたい。

エッセイ: クライアントの期待にこたえる: デザインにビジネスの視点を
スピロ・N・ポラリス、ブライアン・ケネット、リチャード・W・ジェニングス

GRAFT
ウォルフラム・ピュッツ、ラース・クリュックベルク、トーマス・ウィルマイト、アレハンドラ・リロ
大洋で繋がりあう
ムーア・ルブル・ユデル・アーキテクツ&プランナーズ
ジェームズ・マリー・オコナー、ニール・マツノ
ブリッジ・ファームの構築
スティーヴン・ホール・アーキテクツ
リー・フー、平原秀樹、マティアス・ミヒャエル・シューラー
建築家とエンジニアの現場
チェン・イン/北京モダン・インヴェストメント・グループ
レッド・オン・グリーン
アエダス
アンドリュー・ブロムバーグ
設計を牽引すること
OMA / AMO
レニエ・デ・グラーフ
職業言語
RMJM
ピーター・モリソン
設計における世界変動、ビジネスとプロフェッション
トニー・ケトル
サンクト・ペテルブルグのガスプロム本社屋
上海現代建築設計(集団)
曹嘉明
発展への戦略
EDAW
ジョー・ブラウン
ランドスケープを含めたコンサルティング
アーキテクチュア・フォア・ヒューマニティ、オープン・アーキテクテュア・ネットワーク
キャメロン・シンクレア、ダン・シャイン
人道的デザインのためのグローバル・ネットワーク

エッセイ: SANAAの海外での使命
フロリアン・イデンバーグ