新建築 2020年10月号発売となりました !

東大寺総合文化センター 設計: 戸尾任宏・建築研究所アーキヴィジョン / LAN
施工: 大林組・三和建設・ゴセケン共同企業体
Todaiji Culture Center Tadahiro Toh, Archivision Architect and Associates / Lan Nara, Japan 2011

新建築 2011年11月号 軽井沢千住博美術館
撮影 : 新建築社写真部 / 新建築 2011年11月号

東大寺表参道に面し, 南大門のすぐ側に建つ. 東大寺の所有する宝物・書物を集約, 保存・修理・研究を行い, 一般にはミュージアムとして公開する施設. 移転した旧東大寺学園跡を敷地とし, 体育館を改修した上で新築された. 収蔵品と敷地の地下に存在する遺構を保護するため, 国宝の展示される東大寺ミュージアムは部屋全体を免震装置の上に構築する「部屋免震」を採用. 東大寺という歴史的な周辺環境と調和すると同時に, 同寺院の財産を長い年月にわたって保存する事を目的とし, 伝統的な意匠を取り入れつつ, 湿潤や虫害を防ぐ最新の技術を採用. 外装は時を経るとともに風合いの出るアルミキャストを主に使用. 屋根瓦は本瓦葺きで, 東大寺の寺院に伝統的に使われる文様が施されている. 木材は産地の明確な国産の材を, 40度の低温で乾燥して使用している. 塗料の使用を抑えた上で, 浸透性塗料を採用している.