新建築 2020年10月号発売となりました !

安芸津の家 設計: 尾関勝之 / 尾関建築設計事務所
施工: 神垣組

住宅特集 2004年5月号 住宅技術最新事情
撮影 : 新建築社写真部 / 住宅特集 2004年5月号

安芸津の町と瀬戸内海を同時に望むことができる東下がりの段状敷地に建つ2階建ての住宅. 建物は敷地形状に合わせた階段状の構成で, 3つのレベルごとにヴォリュームを分け, 間にふたつの中庭が挿入されている. ふたつの中庭のうち, ひとつは階段状に広がった緑の佇まいで, もうひとつは床を玄昌石とした無機質な空間. 3つのヴォリュームは一枚の薄い屋根でつなげられている. 段状に配置された室内それぞれの東側には開口部が設けられ, 瀬戸内海への展望が得られやすい構成となっている. 外観としては, 地盤につながる1階部分はコンクリートやモルタルの存在感のある表情で, 2階は空に溶け込むような軽い表情をもつ, シルバー色のスパンドレルが用いられている.