住宅特集 2019年9月号発売となりました !

建築論壇「再び集合へ 都市は柔らかい共同体をつくれるか」北山恒 『新建築』2018年2月号掲載の北山恒氏による論考をnoteに転載しています。

目次
●都市の建築という思想
●「江戸─東京」という都市組織論
●〈ヴォイド〉の類型学
●脱・近代に向かう時代の操縦法
●新しい時代の建築類型
●脱・住宅という都市の生活単位:超混在都市単位

都市の建築という思想

建築家は未来をデザインしている.

設計して建ち上がった建物は20年, 30年とその空間を領有し,時に建築家の生命期間を超えて建ち続ける.そして,その建築は都市組織の細胞となって都市空間を構成する.建築そして都市とは,私たちの世界そのものを形づくるものなのだ.だから,建築家は時間的にも空間的にも巨視的な世界観を持つことが要求される.